第一三共ヘルスケアが展開する敏感肌向けフェイスケアシリーズ「ミノン アミノモイスト」の敏感肌・乾燥肌ラインが、8月29日に全面リニューアルを果たします。主力ラインを10年ぶりに一新するということで、メディア向けに行われた発表会に参加し、その特徴やこだわりを聞いてきました。
“貯水肌発想”で、うるおいに満ちたやわらかで透明感のある肌へ
2009年の発売以来、肌がうるおう力に深く関わるアミノ酸の働きに着目して開発された敏感肌向けフェイスケアシリーズとして、敏感肌に悩む人に寄り添ってきた「ミノン アミノモイスト」。今回のリニューアルでは、新コンセプトに“貯水肌(※1)発想”を掲げ、敏感肌ケアの新たな価値を提案するといいます。
同社が行った調査によると、肌の乾燥を自覚している敏感肌の20~60代女性のうち、約7割が「保湿ケアをしているのにうるおいが持続しない」と感じていることが判明。実際に敏感肌は皮膚のバリア機能が低下しているため、保湿ケアをしても水分が逃げやすく、すぐに乾燥状態へと陥ってしまっているのだそうです。
そこで同社は、敏感肌こそ“肌のうるおいを貯め込む力=貯水力(※2)”が大切と考え、肌に留まりやすく、乾燥しやすい環境においても蒸発しにくい結合水に着目。研究の結果、複数種類のアミノ酸を混合した「新アミノ酸コンプレックス」が角層中の結合水量を増加させること、さらにGL(グリセリン)と組み合わせることにより、さらに角層の結合水量を増加させ、貯水力(※2)を高めることが期待できることがわかりました。
今回の敏感肌・乾燥肌ラインのリニューアルでは、貯水力(※2)のある肌に導く独自のアミノ酸配合処方や美しさをサポートする成分の充実を図ることで、低刺激性処方はそのままに、より美しさをかなえるシリーズへと進化しました。
同社 ミノン アミノモイスト ブランドマネージャーの白石由佳氏によれば、リニューアルしたポイントは大きく3つあるといいます。1つ目は、“貯水肌(※1)発想”で独自のアミノ酸配合処方の強化です。研究結果から得られた結合水量を増やす「新アミノ酸コンプレックス」の処方技術の発想をもとに、従来から採用している「9種の保潤アミノ酸」のバランスを調整したことで、配合量は従来品よりも20%以上増量。また、GL(グリセリン)を新配合し「9種の保潤アミノ酸・GL(※3)」として、うるおいを保ちながら肌のバリア機能をサポートする役割を担います。さらに、やわらかで透明感のある肌をサポートする「柔肌クリア成分(※4)」も配合し、やさしさと+αの美しさを目指した独自処方にパワーアップしました。
肌にうるおいを“満たし”“留め”“守る”の貯水アプローチも今回のリニューアルでアップデート。「9種の保潤アミノ酸・GL(※3)」と「柔肌クリア成分(※4)」に加え、角質層の隙間を埋めるように浸透し、細胞間脂質(※5)の働きをサポートする「アミノ酸系セラミド類似成分(※6)」、皮脂膜のように肌表面に広がる「うるおい膜成分(※7)」を配合し、うるおって透明感のあるやわらかい肌へと導く処方設計に強化されました。
2つ目は、美しさサポートを強化したライン別オリジナル処方です。敏感肌・乾燥肌ラインを「敏感肌・洗顔ケアライン」「敏感肌・乾燥ケアライン」「敏感肌・美白ケアライン」と3つに分け、悩みに合わせてよりアイテムを選びやすくするために外箱のデザインを一新しました。
「敏感肌・洗顔ケアライン」は、誰でも手に取りやすいよう白のパッケージを採用。処方面では、敏感肌だからこそ落とすケアからこだわってほしいという思いを込め、バリア機能を守って洗う2種のヒアルロン酸(※8)を配合しています。
ラインアップは、メイク落としの『モイストミルキィ クレンジング』(100g 1,650円)と泡洗顔料の『ジェントルウォッシュ ホイップ』(150mL 1,650円/詰替用 130mL 1,320円)、洗顔料の『モイストクリーミィ ウォッシュ』(100g 1,650円)の3アイテムです。
フェイスケアの基本となる「敏感肌・乾燥ケアライン」は、既存パッケージを踏襲したピンクのグラデーションと、ユーザーから愛着を持ってもらえるようなデザインに。肌のバリア機能をサポートする保湿成分グルコシルヘスペリジンとグリセリルグルコシドを配合しています。
ラインアップは、保湿化粧水の『モイストチャージ ローション Ⅰ しっとりタイプ』(150mL 2,200円/詰替用 130mL 1,760円)と『モイストチャージ ローション Ⅱ もっとしっとりタイプ』(150mL 2,200円/詰替用 130mL 1,760円)、保湿乳液の『モイストチャージ ミルク』(100g 2,310円/つけかえ用 100g 2,090円)、保湿クリームの『モイストチャージ クリーム』(40g 2,530円)」、UV化粧下地の『ブライトアップベース UV』(25g 1,760円)、ミスト化粧水の『モイストチャージ ミスト』(150g 2,090円)、保湿ジェルパックの『ぷるぷるリペアジェルパック』(60g 2,200円)、保湿マスクの『ぷるぷるしっとり肌マスク』(22mL×4枚 1,320円)の8アイテムです。
「敏感肌・美白ケアライン」では、パッケージをブルーへと変更。ビタミンC誘導体(アスコルビン酸2-グルコシド)とグリチルリチン酸2Kのダブルの有効成分に加え、保湿ビタミンC誘導体(※9)とヨモギエキスを配合し、みずみずしくうるおって、しっとりなめらかな透明感のある肌へと導きます。
ラインアップは薬用美白美容液の『ブライトニング モイストエッセンス』(30g 2,970円)と薬用美白マスクの『薬用うるうる美白ミルクマスク』(20mL×4枚 1,650円)の2アイテムです。
そして成分だけでなく、使用感にもこだわったと白石氏は話します。今回のリニューアルでは処方強化を実現しながらも、13アイテム中9アイテムは変わらないテクスチャーを追求。残りの4アイテムはユーザーの声を反映し使用感を変えたといいます。
リニューアルポイント3つ目は、変わらないやさしい思いで敏感肌を考えた製品開発。製薬会社が皮膚科学に基づき、敏感肌を考えた処方を踏襲。無香料・無着色(※10)・弱酸性(※11)、アルコール(エチルアルコール)無添加、パラベンフリー、紫外線吸収剤フリー、ニキビのもとになりにくい処方(※12)(ノンコメドジェニックテスト済み(※13))、アレルギーテスト済み(※12)、パッチテスト済み(※12)、スティンギングテスト済み(※12)(ピリピリ、ヒリヒリといった使用直後の刺激感を確かめるテスト)、敏感肌の方による連用テスト済み(※12)とさまざまなテストを実施しています。
今回のリニューアルプロジェクトは2020年から始まり、長い期間をかけて一つひとつ丁寧に仕上げてきたと話す白石氏。特に思い入れのあるアイテムやおすすめの使い方を白石氏と同社 研究本部 H&B研究所 製品化研究グループの高梨千晶氏に話を聞いてみました。
担当者に話を聞いてみた
――改めてリニューアルしたポイントを教えてください。
白石氏:今回“貯水肌(※1)発想”をコンセプトにアミノ酸の配合処方をリニューアル強化しています。10年ぶりのリニューアルになるのですが、敏感肌の方と向き合ってきた中で、様々な保湿ケアアイテムを使っていても満足されていないことが調査から分かりました。その結果から、結合水に着目し、“貯水肌(※1)発想”をもとにリニューアルをしました。今回、敏感肌・乾燥肌ラインすべてのアイテムを一新し、ラインでも使っていただきたいという思いも込めて一気にリニューアルしています。きちんと“洗って、与えて、守ること”は敏感肌にとって重要なことなので、この基本のキを見つめ直すきっかけになると良いなと思っています。
――5年もの月日をかけてリニューアルしたということで、どのアイテムにも思い入れがあると思うのですが、特にこだわったアイテムを3つ教えてください。
白石氏:処方はもちろんですが、今回は容器にもこだわりました。今まで愛用いただいている方からお客様相談室に届く声や口コミを全部見直しました。その中でも容器が転がりやすいというお声が多く見られたので、中身だけでなく容器も見直しました。1つ目の『モイストチャージ ローション Ⅱ もっとしっとりタイプ』は、残量がわかるほんのりと透ける容器を採用したことです。
白石氏:敏感肌の方は、使い切ってしまうことに対する不安を抱えている方もいらっしゃるんです。なくなる前に早めに買っておきたいというお声もあり、残量がわかるように透明な線を入れるなどずっと検討してきたのですが、黄変リスクがありなかなか実現できませんでした。今回のリニューアルを機に、ほんのりと液面がわかり、黄変リスクを回避できる容器を採用しました。
白石氏:2つ目が『モイストチャージ ミルク』です。乳液が苦手でもこの濃厚なテクスチャーの『モイストチャージ ミルク』だったら使えるというお声が多いので、テクスチャーは変えておりません。容器においては、最後まで使用したいというお声からデラミ容器を採用し、化粧水と同様に倒れにくいようストレートな形に変更しました。
白石氏:3つ目は泡洗顔料の『ジェントルウォッシュ ホイップ』です。既存と比べて、より濃密な泡に改良しまして液垂れしないよう工夫しました。また、片手で出しやすいポンプに変更したのもこだわったポイントになります。保湿しながら洗浄することを我々としても啓蒙していきたいと思っているので、今回「敏感肌・洗顔ケアライン」でもかなえられるようこだわりました。
――どうしても今日は時短でスキンケアを済ませたいときにおすすめのアイテムを教えてください。
白石氏:時短ケアとしては、『モイストチャージ ミスト』と『ぷるぷるリペアジェルパック』がおすすめです。シートマスクは、敏感肌の方の中にはヒリついてしまったり、痒くなってしまう人もいらっしゃって毎日できない方もいます。『ぷるぷるリペアジェルパック』は、うるおい集中パックで、夜塗るだけで洗い流しも必要ありません。
――高梨さんはリニューアルにあたって様々な研究を重ね苦労をされたと思うのですが、特におすすめしたいアイテムはありますか?
高梨氏:研究所にいるたくさんのメンバーが尽力したものなのでどれも思い入れがあるのですが、強いていうなら私が担当した『ぷるぷるリペアジェルパック』です。メインのアイテムではないのですが、1回使っていただくと翌朝違いがわかると思います。翌朝の洗顔後に「なんか今日調子良いかも」って実感できるのではと思っているので、ぜひ使っていただきたい隠れた名品ですね。
――最後にお二人からメッセージをお願いします。
白石氏:敏感肌でなくても環境やストレス、睡眠不足などでどんな方でも敏感になるときがあると思うんです。そういう時に思い出していただくブランドとして頭の片隅にいていただけたらなと思っています。また、今スキンケア迷子になられている方もたくさんいらっしゃると思うので、肌にやさしい低刺激性処方でかつ、美しさもかなえられるブランドだということを改めて知っていただけたらと思っています。
高梨氏:多くの研究員がベースの研究から製品一つひとつの品質担保や効果の取得まで頑張ったものなので、ついに世の中に出ることを嬉しく思います。敏感肌の自覚がある方も、肌が強いと思っていても実は肌が疲れている方も世の中にたくさんいらっしゃると思うので、この機会に手にとっていただきたいと思っています。
※1 みずみずしく角質層に水分を保った肌のこと
※2 みずみずしく角質層に水分を保つという、すこやかな肌にそなわる力のこと
※3 バリン[医薬部外品はL-バリン]・トレオニン・セリン・ロイシン[医薬部外品はL-ロイシン]・プロリン・ヒスチジン・グリシン・アラニン・アルギニン、GL;グリセリン[医薬部外品は濃グリセリン]:保湿
※4 リシンHCl[医薬部外品はL-リシン塩酸塩]、カルノシン[医薬部外品はトリプトファン]、グルコシルルチン[医薬部外品はルチングルコシド]:保湿
※5 角質細胞間でバリア機能の一端を担う
※6 ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)[医薬部外品はラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル・オクチルドデシル)]:保湿
※7ポリクオタニウム-61[医薬部外品は2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ステアリル共重合体]:皮膚保護/グリセリン[医薬部外品は濃グリセリン]、BG:保湿 メイク落とし・洗顔料を除く
※8 ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解ヒアルロン酸:保湿
※9 テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
※10 化粧下地を除く(化粧下地は合成着色料フリー)
※11 化粧下地を除く
※12 すべての方にアレルギーや皮膚刺激が起こらない、また、ニキビができないというわけではありません
※13 メイク落とし、洗顔料を除く










