カンテレ・フジテレビ系ドラマ『あなたを奪ったその日から』(毎週月曜22:00~)に出演する北川景子と大森南朋がこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、きょう30日に放送される。
主演として現場を引っ張ってきた北川は「連続ドラマって、みんなで作るから楽しいんだな。ということを、毎日感じながらの撮影でした」と振り返り、「私が現場で、『こういう芝居がしたいな』とひらめいて、監督たちに提案させていただいた際は、みなさんが真剣に聞いてくださり、『じゃあ、こういうライティングにしよう、こういうアングルにしよう』とか、みなさんがうまく切り取ってくださいました。お互いのアイデアを出し合いながら、撮影が進められたこと、毎日感謝していました」と、制作陣と一丸となって撮影に臨んだことを明かした。
一方、第10話では立場が一転し、紘海に静かな怒りをたぎらせた旭役の大森は「放送まで、どれだけ僕が世間のみなさんに嫌われているのか、いないのか…、経過観察していきたいと思います!」と視聴者の心情を察して自虐的なコメントを見せ、共演者やスタッフを笑わせた。
コメント全文は、以下の通り。
■北川景子
みなさん、1クールお疲れ様でした。連続ドラマって、みんなで作るから楽しいんだな。ということを、毎日感じながらの撮影でした。私が現場で、「こういう芝居がしたいな」とひらめいて、監督たちに提案させていただいた際は、みなさんが真剣に聞いてくださり、「じゃあ、こういうライティングにしよう、こういうアングルにしよう」とか、みなさんがうまく切り取ってくださいました。お互いのアイデアを出し合いながら、撮影が進められたこと、毎日感謝していました。私は、このお仕事を始める前から、テレビドラマを見ることがすごく大好きで、テレビっ子でした。時代も変わり、テレビ以外の娯楽もたくさん出てきていますが、やっぱり、テレビドラマの持つ力やテレビの影響力というものを信じています。みなさんと過ごしたこの1クールは、きっと一生忘れられない思い出になると思います。私のような至らない主演にみなさんがずっとついてきてくださったこと、本当に心から感謝しています。みなさんとまた、ご一緒できるように精進したいと思います。本当にお疲れ様でした!
■大森南朋
お疲れ様でした!ありがとうございました。寒い時期から始まり、ずいぶん長い間この作品に携わってきた気がします。作品としては、重たいテーマではありましたが、北川さんに引っ張っていただき、みなさんに引っ張っていただき、現場では非常に楽しく過ごすことができました。今日で撮影は終わりますが、放送まで、どれだけ僕が世間のみなさんに嫌われているのか、いないのか…、経過観察していきたいと思います! 皆さんもゆっくり休んでください。お疲れ様でした!
【編集部MEMO】
Snow Manの阿部亮平は、今作のクランクアップで「お疲れ様でした! とても濃い撮影期間を過ごすことができました。自分にとって、これまで演じたことのない役どころでしたので、挑戦という感じでした。“玖村”としては、散々な人生を送らせていただきましたが、そんな玖村を愛していただけているような演技が、僕ができていたとしたら…いいなと思っています。ありがとうございました!」と挨拶した。
(C)カンテレ