NTT西日本グループの地域創生Coデザイン研究所は6月25日、invoxが始動したカーボンクレジットを活用した森林保護・再生プロジェクト「invoxの森」において、クレジット創出支援パートナーとして連携することを発表した。

  • invoxの森

「invoxの森」では、カーボンクレジット創出に関する諸費用をinvoxが負担し、創出したカーボンクレジットを運営するサービス「invox炭素会計」を通じてカーボンオフセットに取り組む企業に販売。販売時に利益が出た場合、森林所有者に利益をシェアする。今回、このクレジット創出について、地域創生Coデザイン研究所がクレジット創出支援パートナーとして連携することとなった。

これにより、森林所有者のリスクを減らし、計画を立てやすい状況を作ることができる。多くの森林所有者がカーボンクレジットを活用した森林の保護・再生に取り組みやすい状況が生まれるという。

  • invox炭素会計

今後は、invoxと地域創生Coデザイン研究所が連携し、全国のさまざまな森林所有者に対して、森林資源を活用したカーボンクレジットを通じた、持続可能な森林管理の促進を図る。その中のひとつとして、森林経営管理制度を活用して市町村が経営管理を行う森林を対象としたJ-クレジット創出・活用の拡大もめざす。

この取り組みにより、実施が難しかった小規模山林や市町村が経営管理する森林でのJ-クレジットの取り組みを行いやすくなるため、市町村はJ-クレジットの販売収入を活用した森林整備の促進が可能となる。