セルティックから関心が寄せられている山田新 [写真]=金田慎平

 セルティックが、川崎フロンターレに所属するFW山田新の獲得を狙っているようだ。21日、スコットランド紙『デイリー・レコード』や同『ザ・スコティッシュ・サン』などが伝えている。

 2000年5月30日生まれで現在25歳の山田は川崎FのU-15や同U-18、桐蔭横浜大学を経て2023年に川崎Fのトップチームに加入。2024シーズンはリーグ戦全38試合出場で19ゴールを挙げ、得点ランキングで3位タイに名を連ねる活躍を見せたものの、今シーズンはここまで18試合出場で2ゴールを記録するにとどまっている。

 それでも、準優勝に終わったAFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)でもチームに貢献を果たしたことから、日本代表FW前田大然、さらにはかつて川崎Fに在籍していた日本代表MF旗手怜央が所属しているセルティックから興味が持たれているという。

 報道によると、ブレンダン・ロジャーズ監督が攻撃陣の強化を望んでいるなか、セルティックは欧州の複数クラブから関心が寄せられている山田に注目している模様で、150万ポンド(約2億9480万円)と見られる移籍金で獲得を画策していることが伝えられている。

 なお、セルティックはアルビレックス新潟に所属する現在23歳のDF稲村隼翔の獲得に向けても動いていることが明らかになっており、今夏に新たに日本人選手を2人獲得する可能性が浮上しているようだが、果たして交渉は成立するのだろうか。