写真:Getty Images

大谷翔平 最新情報

 大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは以前から、マイアミ・マーリンズ所属のサンディ・アルカンタラ投手を獲得するのではという噂が囁かれている。先発投手の故障が続いているため補強ポイントに合致してはいるが、実際に獲得するのはリスクが大きいかもしれない。米メディア『ドジャースウェイ』が報じた。

 アルカンタラは2022年にサイヤング賞を獲得した実績を持っている。ただ、右肘のトミージョン手術の影響で昨季全休し、今季も日本時間18日時点で14登板、3勝8敗、防御率6.88と黒星が大きく先行している。

 

 

 同メディアは「アルカンタラがシーズン中に6完投を達成できた時代は過ぎ去った。ドジャースは必ずしも彼にそのような能力を求めているわけではないが、先発を切実に必要としている時に、十分なイニングさえ提供できない可能性があるのであれば、期待外れの成績を残しているアルカンタラをトレードする価値があるのだろうか」と言及。

 

 続けて、「ドジャースは疲弊した投手を立て直す能力を幾度となく証明してきたが、ここ2年間は完全に壊すこともできるということを証明してきた。アルカンタラを獲得すれば、投球イニング数が少なく成績が振るわないというだけでなく、慎重に扱わなければならない先発がまた一人増え、故障のリスクを負うことになる」と指摘している。

 

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