大井川鐵道は、ブルートレイン塗装の電気機関車「ED31 4」が牽引する観光列車を6月7日から7月21日まで土日祝日に運行すると発表した。運行区間は大井川本線の金谷・新金谷~川根温泉笹間渡間。計15日間にわたって1日3往復、計45本の列車を設定する。

  • ブルートレイン塗装の電気機関車「ED31 4」が牽引する観光列車を運転

観光列車は「プッシュプル編成」(電気機関車+客車+電気機関車)で、千頭・川根温泉笹間渡方面の先頭に「ED31 4」を配置。客車の両数や、金谷方面の先頭に配置する機関車は日によって異なる。列車は「すまた」「かわかぜ」「奥大井」の3系統を設定する。

「すまた1号」は金谷駅10時0分発・川根温泉笹間渡駅10時49分着、「すまた2号」は川根温泉笹間渡駅11時0分発・金谷駅11時50分着、「かわかぜ1号」は金谷駅12時0分発・川根温泉笹間渡駅13時1分着、「かわかぜ2号」は川根温泉笹間渡駅13時17分発・新金谷駅13時58分着、「奥大井1号」は金谷駅15時0分発・川根温泉笹間渡駅15時51分着、「奥大井2号」は川根温泉笹間渡駅16時4分発・新金谷駅16時43分着で運転を予定している。

  • 利用状況に応じて、期間を延長しての運転も検討しているとのこと

全席自由席だが、乗車の際、通常運賃に加えてSL・EL急行料金(大人1,500円・こども750円)が必要。大井川本線フリーきっぷでも乗車できる。特典として、週ごとにデザインが変わる乗車記念カードを配布する予定だという。