アイドルグループ・乃木坂46の五百城茉央が主演するドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ 毎週木曜24:15~/フジテレビ 同26:15~)の第6話が、15日に放送。SNSでは「これまで以上に生徒との絡みが多くなって一気にスケールと謎が広がった」などのコメントが上がった。
黒川(山村隆太)が、切断された2本の腕を持って出頭した。逃亡したと思っていた黒川があっさり自首したことが解せない茜(五百城)は、犯人逮捕に安堵し騒ぎ立てる周囲とは裏腹に、虚無感に襲われる。そんな茜の胸中など知るよしもない宮内(山下永玖)は、茜を犯人扱いしたことを謝罪。一方で、事件以来、茜の動向が気になる江藤(樋口幸平)は、茜を他校のクイズ研究部との交流試合に誘う。
そんな中、亡くなった娘のクラスメイトと話がしたいという篠崎(吉名莉瑠)の父・広大(加賀谷圭)たっての願いで、依原(水野響心)とともに篠崎家を訪れた茜。日本を代表する重工メーカー「篠崎重工」の社長でもある広大は、ここにきて社内の不正が次々と明るみに出て窮地に陥っていたが、それでも、愛する娘の突然の死に悲しみの涙を流す。
一方で、茜たちから何かの情報を引き出そうとする節があり、それに気づいた茜は、級友の死を悔やむそぶりを見せて懐に入り込み、篠崎の部屋を見せてほしいと頼む。すると、篠崎のタブレットの中に驚きのデータを発見して…。
X(Twitter)では、「江藤が茜をクイズに誘ったのも裏がありそう」「クラスメイトがそれぞれ事件について動いていそうなのが思考をかき乱す」「それぞれ秘密や考えがありそう」「クラスメイトの動きが茜にどんな影響を及ぼすのか」「どんどん考察が難しくなる!」と、事件について隠されている情報や、登場人物の動きの読めなさに混乱している様子が見られた。
また黒川が東京大学卒のエリートだということも判明し、「黒川の過去も明らかになってきた」「なんか悲しい過去があるのかな」などと、作品で意図的に散りばめられた情報の提示に皆が一喜一憂もしているよう。
さらに、茜が見せた「てへぺろ」顔の切り抜きで「かわいい」の声が上がったほか、亡くなった篠崎の父と離している茜が足をパタパタさせていることについて「あれはアドリブ?」と本筋とは違った考察も見られた。
ますます複雑になっていく謎模様…。『MADDER その事件、ワタシが犯人です』次回の第7話は、FODで先行配信されている。
【編集部MEMO】
『MADDER その事件、ワタシが犯人です』第7話あらすじ
黒川(山村隆太)の地元で行われるクイズ研究部の交流試合に参加した茜(五百城茉央)は、ひそかに会場を抜け出し、黒川にゆかりのある古い喫茶店を訪れる。しかし、黒川の名前を出すと店長の顔色が変わり、早々に追い出されてしまう。すると、店の外には茜を追いかけてきた江藤(樋口幸平)の姿が。茜は好都合とばかりに、江藤にあることを頼む。
店長の目を盗んで店の奥へ侵入した茜は、裏返しになった写真立てを発見。そこには、一人の女性と黒川、店長の3人が仲むつまじい様子で写っていて、その瞬間、茜の脳裏にはある考えがよぎる。さらに、奥にしまわれた手紙を目にした茜は…。
一方、そんな茜の大胆な行動を目の当たりにした江藤は、かねてから抱いていた疑惑を茜にぶつける。「お前が犯人なんだろ」江藤は、学校の石像を破壊したのも、清爛統一のデータを流出させたのも茜だと考え、独自に調べていたのだ。しかし、証拠はなくあくまでも仮説。犯行を立証することは難しいと弱気な態度を茜がからかうと、江藤は思いもよらない行動に出て…。
(C)カンテレ