
燃費の節約や環境負荷低減と言った目的で搭載されているアイドリングストップ機能。渋滞や、信号の間隔があまりない道路で頻繁に停止と発進を繰り返すといったときや、夏場の暑い時期に停止時間長くなるとエアコンが効かずに快適性がそがれる、といった場合にはスイッチ操作でアイドリングストップ機能をオフにすることもできる。
ただ、エンジンをスタートスイッチで始動するたびにアイドリングストップ機能が働くため、前述のような不都合な状況では、そもそもアイドリングストップ機能を働かせたくないと考えている人もいるだろう。
そんな人にうってつけなのが自動車アフターパーツの総合メーカーであるデータシステムが開発した「アイドリングストップコントローラー」(以降、ISC)。エンジン始動時にアイドリングストップ機能を自動的にオフにするアイテムで、今回、新製品としてホンダ Nボックスに適合するISC436-Hをリリースした。
【画像】現行Nボックス用アイドリングストップコントローラー ISC436-H
ISCを装着することにより、Nボックスに標準搭載されるアイドリングストップ機能を、始動のたびにオフにするスイッチ操作が不要になり、発進時のもたつきを解消し、停止時のエアコンが効かなくなる不快感からも解放される。
停止と始動を頻繁に繰り返すアイドリングストップ機能搭載車のバッテリーは大容量タイプのため価格も高く、交換費用も高額になりがち。使用頻度が抑えられれば、バッテリーへの負担も軽減されることから、アイドリングストップ機能を使い続けたときと比べて長寿命化が期待できる。その分バッテリーの交換頻度も減らせるのだ。
なお、エンジン始動時にアイドリングストップ機能がオンになる「純正モード」を搭載しているので、必要に応じて使い分けられる。ムダなくアイドリングストップ機能を使えれば、省燃費性や環境への配慮と、ドライブ中の快適性を両立できるというわけ。
ISCのオン・オフ切り替えは純正スイッチを使用しているので、後付け感がなく、すっきりスマートに取り付けられるのもポイントだ。
[製品概要]
■製品名:アイドリングストップコントローラー
■品番:ISC436-H
■適合車種:ホンダ Nボックス(型式JF5、6 年式:2023年10月〜)
■価格:8580円
■発売日:2025年4月25日
■保証期間:1年間
ほかのメーカー・車種用もある!!
データシステムのアイドリングストップコントローラー製品サイト
https://www.datasystem.co.jp/products/isc434/index.html
〈文=ドライバーWeb編集部〉
■問い合わせ先
データシステム
TEL:086-445-1617