GOOD PLACEは4月24日、「スキマ平日と働く場に関する調査」の結果を発表した。調査は4月14日~15日、月に1回以上リモートワークで働いている1都3県在住の20~60代の会社員560名を対象に、インターネットにて行われた。
2025年のゴールデンウィークは、祝日と土日休みに挟まれた“スキマ平日”が3回(4月28日、4月30日~5月2日、5月7日~9日)発生する。
“スキマ平日”の過ごし方を聞いたところ、79.5%が「働く」と回答。そのうち、約7割がリモートワークを活用した働き方をしているという。一方で、有給休暇や半日休暇を取得し「連休化」するというワーカーは22.7%いることから、「働くor休む」の二択に留まらず、時間や場所にとらわれないライフスタイル・都合に合わせた柔軟な働き方が、令和のスタンダードになりつつあるよう。
“スキマ平日”に働く理由としては、業務や予定に応じて働く選択をしている人が多い一方で、“あえて”働く前向きなワーカーも。「締切のある業務があるから」(36.0%)や「特に休暇を取る予定や計画がないから」(33.0%)が上位になるなど、業務上の都合や予定に合わせて働く選択をとっている人が多いことが明らかに。
一方で、「休暇後の業務量増加を避けるため」(20.2%)や「取引先や同僚不在で集中して作業できるから」(20.0%)といった効率的に仕事を進めたいという視点での“働きやすさ”を求めた理由も2割程度ずつ存在し、“スキマ平日”勤務をチャンスと前向きに捉える人も少なくないことが分かった。
“スキマ平日”における働く場所は多様化していることがわかったが、実際に働いたことのある場所とその頻度を教えてもらったところ、やはり「自社オフィス」(37.9%)や「自宅」(27.1%)が主流のよう。
一方で、働いたことがある場所の軸で見ると、「他社オフィス」(45.2%)や「ホテルなどの宿泊先」(48.8%)、「カフェや飲食店などの外部スペース」(43.2%)など、とオフィスや自宅に限らず多様な環境で仕事をしている実態が明らかに。
さらに、「電車や新幹線などの公共交通機関」(38.7%)や「自家用車などの交通機関」(30.5%)で働いたことがある人も3~4割にのぼり、働く場所の選択肢が多様化する中で、移動中の空間も柔軟な働き方を支えるワークスペースとして利用されつつあることがわかった。