キャリアデザインセンターは4月22日、「スポットワーク」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は3月7日~23日、転職サイト「女の転職type」会員の働く女性554名を対象にWebアンケート方式にて行われた。

  • どんなスポットワークをした経験がある?

    どんなスポットワークをした経験がある?

スポットワークとは、自分のすきま時間に合わせて働く、短時間・単発の仕事のこと。調査ではまず、社会人になってからの「スポットワークの経験」について聞いたところ、76.5%が「ない」と回答。ビジネスパーソンにとって「スポットワーク」はあまり身近な存在ではないよう。

一方、「ある」と回答した人は23.5%。特に「販売・接客」「軽作業(梱包・発送など)」(ともに36.2%)を行った事のある人が多く、次いで、「データ入力・事務」(26.2%)、「イベントスタッフ」(22.3%)という結果に。なお、スポットワークをしたことを会社に報告したかと質問したところ、80.6%が「報告していない」ことが分かった。

  • どんなスポットワークがやりたい?

    どんなスポットワークがやりたい?

次に、今後スポットワークをやりたいかと尋ねたところ、72.0%が「ぜひやりたい」「機会があればやりたい」と回答。実際にスポットワークを経験したことがある人は少数派だったが、興味がある・やりたいと感じている人は多いよう。

そこで、どんなスポットワークがやりたいのかと聞くと、「データ入力・事務」(68.2%)が圧倒的に多く、次いで「軽作業(梱包・発送など)」(35.1%)、「イベントスタッフ」(29.1%)、「デザイン・クリエイティブ」(29.1%)が上位にあがった。

  • スポットワークをしたいと感じる理由

    スポットワークをしたいと感じる理由

スポットワークをしたいと感じる理由については、「収入を増やしたい」(85.0%)が圧倒的に多く、次点は「すきま時間を有効活用したい」で49.9%。基本的に単発・短時間の仕事が多いスポットワークで生計を立てるのは難しいが、本業+αの収入を得たい人にとって、注目度が高い働き方であるよう。

一方、スポットワークをやりたくない理由としては「面倒、疲れる」(49.7%)、「プライベートを優先したい」(45.2%)が上位にあがった。