
レアル・ソシエダは24日、イマノル・アルグアシル監督が今シーズン限りで同クラブを退団すると発表。同監督が、現役時代から過ごしたレアル・ソシエダを今季限りで去るという決断を下したことを伝えている。
イマノル監督は6年半にわたってレアル・ソシエダのトップチームを率い、2019-20シーズンにはコパ・デル・レイ制覇も経験。これまで5シーズン連続でUEFA主催の大会に出場してきたが、今シーズンはリーグ戦33試合を終えて12勝6分15敗の9位と苦戦しており、来シーズンの欧州カップ戦出場に黄信号が灯っている。
レアル・ソシエダは「イマノル・アルグアシルは、レアル・ソシエダの監督を来シーズン以降は続けないという決断を伝えた」と、指揮官からの申し出だったと説明しつつ、「しかし、その瞬間がやって来る前に、戦わなければいけない試合が残っている。6つ目のヨーロッパの切符を手にし、この素晴らしい物語を完結させるため、誰もが努力を惜しまない。エスケリック・アスコ(バスク語で“ありがとう”の意味)、イマノル」と、来季の欧州カップ戦を見据えつつ、これまでの謝意を伝えている。