恋人に突然「別れたい」と言われたものの、受け入れることができず、何とか別れを阻止したいと考える人も多いでしょう。本記事では、別れを切り出されたときの対処法や、「やっぱり別れたくない」と思わせる方法などを紹介します。
恋人に突然別れを切り出されたのはなぜ?
予期せずやってきた「別れ」の宣告。いったい何が原因なのでしょうか。まずは別れを切り出す側の気持ちを考えてみましょう。
相手といることが負担になったから
仕事が忙しい状況や環境の変化ですれ違いが起きてしまうのはよくあること。そんな状況の中で貴重な時間をやり繰りしてふたりの時間を確保しているのに、わがままなことを言われたりすると、負担を感じて気持ちが冷めてしまう場合があります。また、あなたがもし束縛が激しく嫉妬深いタイプである場合は、相手がそれに疲れてしまった可能性も考えられるでしょう。
自分らしさがなくなってきたから
相手に気を使いすぎたり、相手のペースに合わせすぎたりしていると次第に心が疲弊してきます。相手に嫌われたくないあまり、本当の自分を出せずにいるといつしか自分を見失うことも。それに気づいたとき、ふたりの関係を見直したくなることもあるでしょう。
ふたりの将来を描けないから
一緒にいると楽しく、会話も盛り上がるし、趣味も合う。そんなふたりでも結婚となると話は別。お互いの仕事や将来の夢、ライフスタイル、両親との関係など、結婚にはいろいろな要素が絡むので、そこに相性の悪さを感じて別れを決心することもあります。
異性としての魅力を感じられなくなったから
長く付き合っていると、お互いに良いところも悪いところもさらけ出してしまうもの。たとえば、ついオナラやゲップを相手の前でしてしまうなど、下品な行動が目立つようになっている場合は幻滅されている可能性もあります。自然体でいるのは良いことですが、長く付き合うにはいつまでも異性として魅力的な存在でいることも大切なのです。
ほかに好きな人ができたから
残念ながら相手に好きな人ができたからというケースです。いくら付き合っていても、人の感情はコントロールできないもの。すでにあなたに対する愛情が冷めた状態であったことから、ほかの異性に惹かれるようになったのかもしれません。
そもそも最初から違和感があったから
恋愛は、お互いに盛り上がって始まるケースだけでなく、相手からアプローチされてなんとなく付き合い始めるケースもあります。とりあえず付き合ってはみたものの、「どこか違うな」という思いが消えず、その違和感が徐々に大きくなって一緒にいることが苦痛になり、別れたいと思うこともあるのです。
恋人に別れを切り出されたときの対処法
突然別れ話を切り出されると、動揺してどうしたらいいかわからなくなってしまう人もいるでしょう。ここでは、別れを切り出されたときの対処法について紹介します。
相手の話をじっくり聞く
別れ話を切り出されたら、まずは冷静になって相手の話をじっくり聞きましょう。相手は少なからず不満や負担を感じているので、それをしっかり受け止めることが大切です。落ち着いた状態で悩みや不満を打ち明けることで相手の気持ちがスッキリし、別れを考え直してくれる場合もあります。
自分の気持ちを紙に書き出してみる
相手の気持ちがわかったら、いったん自分の気持ちも整理するため、頭の中のモヤモヤを紙に書き出してみましょう。自分は本当に別れたくないのか、これからふたりの関係をどうしていきたいのか、頭で考えるより紙に書き出すことで自分の気持ちを冷静に整理できます。
これまでのLINEのやりとりを見返してみる
これまでのLINEのやりとりを見返すと、過去に自分がしてきたことに気づくことも。自分勝手でわがままなことを言っていなかったか、相手の気持ちを考えず思いやりのない発言が多くなかったか、など相手を冷めさせる行動がなかったか探してみましょう。別れを考え直してもらうには、自身の過ちを自覚することも大切です。
自分の気持ちを素直に伝える
自分に非があったのなら素直に謝ることが大切です。そのうえで、別れたくないのであれば自分の正直な気持ちを伝えましょう。真摯な想いを伝えることで相手の気持ちが動くこともあるかもしれません。
いったん距離を置く
いったん距離を置くこともひとつの手です。お互い冷静になることで相手の存在の大きさに気づいたり、付き合い始めたころの気持ちを思い出したりすることもあります。少し距離を置くことで、本当に相手が必要かどうかわかるでしょう。
自分の悪いところを直す
相手が不満に思っている自分の至らない点を、改善できるなら直す努力をしましょう。まずは相手に不満を持たせた自分の悪いところを認め、きちんと謝罪して改善する意思を伝えることが大切です。
「やっぱり別れたくない」と思わせるには?
相手との別れを考えられない場合はどうすればいいのでしょうか。ここでは、残された時間で相手に「やっぱり別れたくない!」と思わせるためにできることを紹介します。
見返りを求めない大きな愛を注ぐ
人は誰でも見返りを求めない大きな愛を向けられていることに気づくと「この人を離したくない」と思うもの。相手がそう思えるほどの愛情を注いでみましょう。本当に別れたくないと思っているのなら、自然とそういった行動ができるはずです。
相手の良き理解者になる
相手の良いところはもちろん、欠点や短所も含めた全てを受け入れて、相手の良き理解者になりましょう。「自分のことを理解してもらえている」と思われると、「この人の代わりはいない」という揺るがない存在感になります。
自分磨きを怠らない
別れようと思った相手がかっこよくなったりかわいくなったりして魅力が増すと、「やっぱり別れるのは惜しいかも」と思ってしまうものです。別れ話がすぐにまとまってしまう場合は難しいですが、少し距離を置くことになった場合は時間の余裕も生まれるので、もう一度ドキッとさせられるよう、ダイエットやイメチェンなどに挑戦してみましょう。
会っている時間を楽しく過ごす
会っていて楽しく居心地がいいパートナーだと、このままずっと一緒にいたいと思うものです。相手と会っているときは、なるべく楽しい雰囲気を心がけましょう。また、相手の話をよく聞いてあげることも大切。新しい人とすぐ築くことが難しい居心地の良さを感じさせることが、相手の気持ちを取り戻す近道になります。
まとめ
別れを切り出されたら、まずは相手の気持ちに寄り添うことが大切です。そして相手と別れたくないと思う気持ちが強いなら、プライドを捨てて「できることはすべてやる」くらいの覚悟で行動しましょう。その思いが相手の心を動かすことになるかもしれません。