![レアル・マドリードに所属するエンバペ [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・エンバペに対し、1試合の出場停止処分が下された。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
レアル・マドリードは13日にラ・リーガ第31節でアラベスと対戦し、エンバペはセンターフォワードとして先発出場。試合は34分にエドゥアルド・カマヴィンガのゴールでレアル・マドリードが先制したものの、直後の38分に危険なタックルを敢行したエンバペが一発退場となる。それでも70分にはアラベスのマヌ・サンチェスが一発退場となったことで10人同士の対決となり、最終的にレアル・マドリードが1-0で勝利を収めた。
アラベス戦での退場により最大3試合の出場停止処分が科される可能性があったエンバペ。しかし『マルカ』によると、ソト・グラド主審の試合報告書には同選手がボールを争った上でファウルを犯したと明記されていたため、スペインサッカー連盟(RFEF)の規律委員会は1試合という最小限の処分を選択したようだ。これにより、エンバペは20日開催の第32節アスレティック・ビルバオ戦の欠場が確定したが、以降の公式戦は出場可能に。当初危惧されていたコパ・デル・レイ(国王杯)決勝のバルセロナ戦での欠場は免れた形となった。
なお、同試合で退場となったマヌ・サンチェスに対しても、同様に1試合の出場停止処分が下されている。