お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が9日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を更新。恋愛での“失敗談”を打ち明けた。

“待ちの姿勢”は「永遠に待たされ続ける」

又吉直樹

「30代になったら、恋愛における“待ちの姿勢”はホンマ無駄です。ええこと一切ない」と語った又吉。内気でなかなか告白できないタイプであっても、“待ちの姿勢”は「10代で終わらせといたほうがいい」と伝え、「30代でそれやってたら時間の無駄」だとキッパリ。「仮に相手もそういうタイプやったら、そうじゃない人が介入してきた瞬間、そっちでカップルが誕生していく」と指摘しつつ、「“待ちの姿勢”のヤツは永遠に待たされ続けるから。恥ずかしいとか言ってられない」と強調した。

一方、「なんで誰も教えてくれへんかったんかな……」と自虐気味につぶやいた又吉は、約2年前にそのことに気づいたと告白。当時42歳だった又吉は、2年もの間、温めていた恋心を打ち明けたことがあるそうで、「ええ!? って驚かれて」「“遅いですよ。私もう来月、実家に帰って結婚しますよ”みたいな」と苦笑いで回顧。さらに、相手からは、「又吉から好意を寄せられているのでは?」と感じたことがあったと聞かされたそうで、「ウソやん! マジか……みたいな」と悔しげに振り返った。

そんな苦い経験から、「恋愛でフラれることなんて、恥ずかしいことじゃない」「本来は相性ですもん。そっか、合わなかったか~だけの話やから」と話した又吉。告白することで、相手の負担になるのではないか、友人関係に戻れないのではないかと逡巡することも、「もう無駄。マジでいらん。相手もそんなんどうでもいいと思ってる」と語り、「フラれたからって、自己否定することもない。合う人やったか、合わない人やったかだけの話」「みんな、自分からちゃんと行きましょう」と真剣に伝えていた。

コメント欄には、「30代になって3年片思いしたけどほんとそれ」「あと5年早く聴きたかったです!!」「私も全く同じタイプなので身につまされます」「むちゃくちゃ共感しかない」といった反響が寄せられている。

【編集部MEMO】
又吉直樹は、2020年6月にYouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』を開設。後輩たちを巻き込んだ企画や妄想解釈、作品レビューなどが好評で、チャンネル登録者数は47万人、累計再生数は8,000万回を超えている。