Job総研は、「はたらく現場での不満や不安」を収集する「Job weeQ」を実施した。同調査は2025年3月14日~3月28日の期間、20~50代の男女1,498人を対象にインターネットを用いて行われた。
退職に関する不満・不安を持った経験を聞くと、「ある派」が71.0%、「ない派」が29.0%だった。
年代別の「ある派」は、50代が84.8%で最多となり、次いで40代が74.6%、30代が73.6%、50代が66.8%と、年代が上がるにつれ不満・不安を持った経験が多数となる結果になった。
これについて、「3月は年度末の繁忙期や引き継ぎ業務が重なり、ためていた有給を3日ほど使えずに終わった」「退職代行を使ったり、突然来なくなったりする人が多い時代に納得しにくい」「新卒で元々やる気がないと感じていた人が半年ほどで寿退職。教育コストの無駄を感じてしまった」という意見が寄せられた。
知り合いの退職によって自分はこのままでいいのか悩んだ経験を尋ねたところ、「ある派」が74.0%と過半数を占め、「ない派」は26.0%という結果になった。
年代別で見ると、「ある派」は、50代が85.0%で最多となり、次いで30代が77.3%、40代が76.6%、20代が69.8%となった。
これについて、「自分は辞めるまでは行かなかったが、新卒同期が次々辞めていった際、身の振り方を考えた」「退職者が出ると置いていかれている感じがする。新しい環境に飛び込む人と自分の成長を比べてしまう」「慕っている上司や先輩が退職をすると聞いた時は自分も退職を考える」というコメントが寄せられた。