![鹿島と京都が対戦した [写真]=J.LEAGUE via Getty Images](index_images/index.jpg)
2025明治安田J1リーグ第9節が6日に行われ、鹿島アントラーズと京都サンガF.C.が対戦した。
首位に立つ鹿島は、前節敗れて2位FC町田ゼルビアと勝ち点で並ばれた。2試合ぶりの白星を目指し、3戦負けなしの京都を『県立カシマサッカースタジアム』に迎えた。
試合の均衡が破れたのは18分、鹿島が先制に成功する。敵陣深い位置でのボール奪回からパスを繋ぎ、ボックス中央のレオ・セアラにボールが渡る。エースは落ち着いて流し込み、2試合ぶりの得点を記録した。
30分、鹿島がリードを広げる。左サイドでフリーキックを獲得し、荒木遼太郎がゴールへ向かう高速のボールを供給。ファーから飛び込んだ植田直通が折り返し、ゴール前のレオ・セアラが合わせて押し込んだ。2得点のレオ・セアラは今季8ゴール目となった。
2点ビハインドで折り返した京都は、61分に1点を返す。右サイドから崩して平戸太貴が放ったシュートは相手DFにブロックされたものの、こぼれ球を奥川雅也が押し込んだ。
攻撃の枚数を増やして勢いが増す京都は、80分に試合を振り出しに戻す。左サイドから原大智がピンポイントクロスを供給。ラファエル・エリアスが頭で合わせて押し込んだ。
すると82分、京都が逆転に成功する。左サイドを崩して須貝英大がクロスを供給。R・エリアスが頭で合わせて流し込んだ。
鹿島は後半アディショナルタイム2分に師岡柊生が強烈なミドルシュートを突き刺して追いつく。しかし、その直後にR・エリアスのハットトリックを許して再度京都の勝ち越しを許し、3-4で敗れた。
鹿島は2連敗、京都は2試合ぶり白星となった。ホームでの無敗記録が止まった鹿島は今節引き分けた町田にかわされ、首位の座から陥落した。
次節は12日に行われ、鹿島は敵地でセレッソ大阪と、京都はホームで湘南ベルマーレと対戦する。
【スコア】
鹿島アントラーズ 3-4 京都サンガF.C.
【得点者】
1-0 18分 レオ・セアラ(鹿島)
2-0 30分 レオ・セアラ(鹿島)
2-1 61分 奥川雅也(京都)
2-2 80分 ラファエル・エリアス(京都)
2-3 82分 ラファエル・エリアス(京都)
3-3 90+2分 師岡柊生(鹿島)
3-4 90+5分 ラファエル・エリアス(京都)