お笑いタレントの小籔千豊が21日、公式YouTubeチャンネル『ペラペラ小籔』を更新。“人生で一番泣いた映画”について熱弁した。
「だいぶ腹立ってた」「観たうえで文句言おう」
2017年に実写映画化され、浜辺美波と北村匠海がダブル主演を務めた『君の膵臓をたべたい』。公開当初は、その衝撃的なタイトルから、「なんていうタイトルの映画を若者に見せるんや! って、僕は怒ってた」と語り、「男前ときれいな人がやってるから、それぐらい好き! っていう映画なんでしょ? 膵臓を食べたいって……。そんなんで、ホンマに事件になったらどうすんねん! 跳ねたらええと思って、そんなタイトルつけて! って。ずっと長年、よからぬ映画だと思ってたんです」と第一印象が悪かったことを明かした。
当時、シンガポールによく遊びに行っていたという小籔。機内では映画を鑑賞できるため、『オーシャンズ11』や『007 スカイフォール』を楽しんでいたというが、ふと『君の膵臓をたべたい』が目にとまったそう。小籔は、「これホンマ嫌やねん」と思いつつ、「だいぶ腹立ってたから、一回観たろう。観たうえで文句言おう」と考えて鑑賞することに。結果、「めっちゃ泣いて。CAさんがちょっと見るぐらい、涙ボロボロ出てきて……。むちゃくちゃええ映画でした」と感動で号泣したことを打ち明けた。
小籔は、行きだけでなく、帰りの機内でも再び同作を鑑賞。一回目は号泣してしまったため、「完全に俺は観れたのか? あの映画を把握できたのか? って、ちょっと不安もあって」とその理由を語り、「もう一回泣きたいとかじゃなく、改めて冷静な目でもう一回観よう。すべて把握しようと思って観た」と吐露。しかし、「行きしなより泣いてもうて……。あんまわからんかった」とぶっちゃけ、「あれはホンマええ映画でした」「めちゃくちゃ泣きました。人生で一番」と大絶賛して締めくくっていた。
【編集部MEMO】
小籔は、8月から個人チャンネル『ペラペラ小籔』を始動。毎週月曜・水曜・金曜の更新を予定し、これまで「小籔が愛した究極の白ごはん」「小籔千豊の人生で1番ウケた瞬間」「最近一目惚れした究極の和菓子」「小籔千豊 『すべらない話』 出演時の(秘)裏側」など様々な動画を配信している。