今回は、やりたいことリストの作り方を紹介します。やりたいことリストを作っておくだけで、毎日が今まで以上に充実するかも? 自分の目標や夢を可視化するだけで、時間の費やし方が変わってくるはずです。
たとえ小さなことでも、やりたいことをリスト化して定期的に見返すことで、人生に彩りがプラスされるかもしれませんよ。
やりたいことリストを作成するメリット
まず、やりたいことリストをつくるメリットを説明します。
自身の深層心理に触れ、向き合う時間ができる
やりたいことを突き詰めることは、自身に対する理解を深めることにつながります。これまではっきりと言葉にすることのなかった願望や理想を追求したり、自分の心とじっくり向き合ったり、自分を分析する時間になるでしょう。
ワクワクが増えて前向きになれる
リストを作成してやりたいことを実践していくことで、今まで気づいていなかった自分を発見し、明るい気持ちになることができます。実際に、リストの項目に挑戦したことで前向きになれたという人もいるようです。
人生が豊かになる
やりたいことリストで夢や目標を可視化させることで、そのやりたいことを実現させる近道になるかもしれません。願いを明確にしたことによって、それらを実現させる選択を無意識下で行うようになるのでしょう。
「やりたいことリスト100」を作成するコツ
100個の項目を書き出すのは簡単なことではありません。ストレスなくスムーズに作成するために、事前にコツをチェックしておきましょう。
番号をふる
やりたいことを書き出していく前に、1から100の番号を先にふっておきましょう。諦めずに書ききるためにも、最初にゴールをはっきりさせておくとよいでしょう。
箇条書きで書き出す
リストの内容は箇条書きで書き込んでいくのがおすすめです。100個の目標を書いていくわけですから、文章も必然的に膨大な量になります。ひとつひとつ丁寧に書いていたら疲れてしまうので、未来の自分が理解できる程度で大丈夫です。
順番を気にせず書き出す
目標を書き進めていくと、地続きのような内容の項目があとから出てくることもあるかもしれません。そのような項目は並べなおして隣どうしにしたくなりますが、この段階では一旦気にせず進めていきましょう。大事なのは100個の目標を書ききることです。
カテゴリー別にまとめてみる
リストアップが終わったら、カテゴリーやテーマごとに分けてみましょう。中身を整理することで、どのカテゴリーの項目が多いのかがわかり、自己理解が深まります。
1日で書ききろうとしない
「やりたいことリスト100」の項目は、必ずしも1日で書ききらなくてはいけないものではありません。むしろ時間をかけて自分との対話時間を多くつくることで、本当に自分がやりたいことが見つかるかもしれませんよ。
いつでも見返せるようにする
リストはいつでも見返せるように、大きなノートに見開きいっぱいに記入するなど工夫するとよいでしょう。困難にぶつかってしまったときやつらいことがあったときに振り返ることで、自分の心を大事にしてあげる時間になるはずです。
「やりたいことリスト100」の活用方法
「やりたいことリスト100」をつくったあとは、うまく活用して理想の生き方を模索していきましょう。
定期的に見返す時間をつくる
せっかくつくったリストも、見返さなければ忘れていってしまいます。毎日ではなくても週に一回や月に一回、日を決めて振り返る時間をとりましょう。
達成した項目にはわかりやすくマークをつける
達成した項目には蛍光マーカーで線を引くなど、「達成済み」のしるしをつけるのがおすすめ。スペースがあるなら、達成した日とコメントなどを書き込んでも楽しいかもしれませんね。
「やりたいことリスト100」の項目例
「やりたいことリスト100」をつくってみたいけど、具体的にどういうことを書いていけばいいのかわからない……。そのような人のために、項目例をまとめてみました。
趣味
- 本を1年間で30冊読む
- 県外の博物館に行く
- 料理教室に入会する
- 新しいランニングシューズを買う
- バイクの免許を取得する
趣味に没頭する時間は、癒しやストレスの解消にもつながります。最近あまりやらなくなってしまったもの、やったことはないけれど興味のあるものなど、いろいろなジャンルのものを書き出してみましょう。
仕事
- やったことのない業務にチャレンジする
- ノルマ150%達成
- 昇格試験に合格する
- 転職活動をする
- 部下と本音を聞き出せるような関係を構築する
キャリアアップを目指している人は、新しい業務に挑戦するなど自身の能力向上のための項目を設けてみてください。仕事を円滑に進めるために、職場の人たちとの関係に着目するのもいいかもしれません。
勉強
- 宅建の資格をとる
- 毎朝経済のニュースを見る
- 投資について学ぶ
- 英検準1級を取得する
- 歴史の勉強をする
新しい知識を得ることで、これまではしなかったような考え方ができるようになることがあります。もともと関心がある分野、あえてまったく知らない分野など、分野を決めて勉強してみましょう。
健康・美容
- ピラティスをはじめる
- 寝る前30分はスマホを見ない
- 週3で筋トレをする
- 憧れのブランドでスキンケアを揃えてみる
- 毎朝ストレッチをする
- ニキビ治療に専念する
- 2か月ごとに美容クリニックに通う
体は資本。健康を維持する、もしくはさらに健康になるためにやりたいこともリストアップして、今までよりほんの少しでも健康への意識を高く持ちながら日々を過ごしてみましょう。
自分を磨き上げる美容も、ポジティブな毎日を過ごしていくために大切な要素。「このコンプレックスを解消できれば、もっと自分を好きになれる」と感じるものがあるなら、ぜひやりたいことリストに追加してみてくださいね。
旅行
- 韓国に行く
- 箱根温泉に行く
- 好きなアーティストのライブ遠征に行く
- グランピングをする
今まで行ったことのない場所に行くと、これまで知らなかった新しい価値観や文化に触れることができます。具体的な国名や地名を書いておくことで、より旅の想像をしやすくなり、実現に近づくことができますよ。
習慣
- 日記をつける
- 毎日ストレッチをする
- 6時間以上の睡眠時間を確保する
- 週4以上は自炊をする
毎晩日記を書いたり、決まった時間にストレッチをしたり……。日課にできたら人生がより充実しそうだと思えるものを書いてみることで、実際に習慣化していくかもしれません。
人間関係
- 友人との時間を大事にする
- 外国人の友だちをつくる
- 両親を旅行に連れて行く
- 大切な人に日頃の感謝を伝える
友人や家族、恋人など、私たちは周りの人に支えられながら生きています。そんな大事な人たちに日頃の感謝を伝えたり、一緒に旅行に行ったりしてみましょう。普段過ごしているなかでは気恥ずかしくて言葉にできない気持ちを伝えることで、よりあたたかい人間関係が構築できるはずです。
自分だけの「やりたいことリスト100」をつくって充実した人生を送ろう!
「やりたいことリスト100」の作成は、今まで気づかなかった自分の気持ちと出会える機会をあたえてくれます。心の奥底に埋もれている感情を文字におこすことで、これからの人生を豊かなものにしてくれるでしょう。ぜひ今回の記事を参考にして、あなただけのリストをつくってみてください。