新建新聞社は、『郊外を片づけるー住宅はこのまま滅びるのか』を3/20に刊行する。故 建築家・野沢正光氏による、郊外の住宅地の問題を考え、その対応策を模索・提示する1冊だ。

  • 郊外を片づけるー住宅はこのまま滅びるのか

人口の減少が本格化し、有り余る空き家の活用方法、住宅地の再編可能性、より良い居住のかたちはどこにあるのか。本書では、郊外の住宅地を考え、その対応策を模索・提示する。

人口減少は必ずしも悲嘆することのみではないが、人口減少後の社会像を描きながら、住宅と住宅地のあるべき将来像を考える時期に差し掛かっている。

とくに減少が著しい郊外住宅地の空き家、廃屋が放置された絶望的な風景は危機ではあるが、再び豊かな自然景観が復活する可能性を思うと、千載一遇のチャンスともいえるだろう。

『郊外を片づけるー住宅はこのまま滅びるのか』

2024年3月20日発売

定価2860円(税込)

ISBN 978-4-86527-150-8 C2052

四六判/336頁