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ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・セカンドレグが13日に開催された。
今シーズンから新フォーマットとなったELでは、リーグフェーズ上位8チームが決勝トーナメントに進出。9位から24位のチームはホーム&アウェイ形式の決勝トーナメントプレーオフへと回り、勝ち抜きを決めた8チームがラウンド16に駒を進めている。ファーストレグは6日に開催され、今回運命のセカンドレグが各地で行われた。
プレーオフを突破したレアル・ソシエダは、ラウンド16でマンチェスター・ユナイテッドと対戦。ホーム開催の第1戦を1-1のドローで終え、第2戦は敵地『オールド・トラッフォード』へと乗り込んだ。久保建英が先発した一戦は、10分にミケル・オヤルサバルのPKでレアル・ソシエダが先制に成功。しかし、6分後にブルーノ・フェルナンデスのPKで同点とされてしまう。さらに、50分には再度PKで得点を奪われ逆転を許し、87分にB・フェルナンデスからハットトリックとなる3点目を被弾。アディショナルタイムにも4点目を献上し、2戦合計2-5でEL敗退が決まった。
毎熊晟矢が右サイドバックとして先発したAZは、アウェイでトッテナムと激突。ファーストレグで1-0の先勝を収めていたAZだが、26分に自分たちのミスからウィルソン・オドベールに先制点を与えてしまう。攻勢を務めるトッテナムは、後半開始早々の48分にジェームズ・マディソンが追加点をマーク。63分にはペール・コープマイネルスの得点によりAZが2戦合計スコアで追いついたものの、74分にホームチームのウィルソン・オドベールが3点目をゲットする。結局、セカンドレグは3-1で終了し、トッテナムがアグリゲートスコア3-2で準々決勝に進出した。
ローマと8強入りを争うアスレティック・ビルバオは、本拠地『サン・マメス』でのセカンドレグに臨んだ。同クラブは第1戦を1-2で落としていたが、この試合では立ち上がりの11分にローマのマッツ・フンメルスが一発退場となる。数的有利の状況で前半アディショナルタイムに先制すると、68分にはコーナーキックからユーリ・ベルチチェが追加点を奪取。82分にはニコ・ウィリアムズが“ドブレーテ”達成の3点目を挙げる。最終盤にPKで反撃を許したが、第2戦は3-1で勝利。2戦合計スコアを4-3として、ラウンド16を逆転突破した。
第1戦を3-1で勝利したフェネルバフチェは、アウェイ開催のセカンドレグを0-2で落としてしまう。合計スコアの勝敗は120分でも決着がつかずPK戦に突入。激闘の末にレンジャーズから敗れ、ELはベスト16で敗退となった。ファーストレグで2-1の先勝を飾ったラツィオは、1-1のドローでセカンドレグが終了。ヴィクトリア・プルゼニを下して勝ち抜きを決めた。アヤックスと対戦したフランクフルトは2連勝で準々決勝に進出。リヨンとボデ/グリムトも準々決勝に駒を進めている。
ラウンド16・セカンドレグの結果は以下の通り。なお、準々決勝・ファーストレグは来月10日に行われる。
◆【ラウンド16・ファーストレグ結果一覧】◼︎アスレティック・ビルバオ(スペイン) 3-1(2戦合計:4-3) ローマ(イタリア)
◼︎フランクフルト(ドイツ) 4-1(2戦合計:6-2) アヤックス(オランダ)
◼︎ラツィオ(イタリア) 1-1(2戦合計:3-2) ヴィクトリア・プルゼニ(チェコ)
◼︎オリンピアコス(ギリシャ) 2-1(2戦合計:2-4) ボデ/グリムト(ノルウェー)
◼︎リヨン(フランス) 4-0(2戦合計:7-1) FCSB(ルーマニア)
◼︎マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 4-1(2戦合計:5-2)レアル・ソシエダ(スペイン)
◼︎レンジャーズ(スコットランド) 0-2(2戦合計:3-3/PK戦:3-2) フェネルバフチェ(トルコ)
◼︎トッテナム(イングランド) 3-1(2戦合計:3-2) AZ(オランダ)
■ボデ/グリムト vs ラツィオ
■リヨン vs マンチェスター・ユナイテッド
■レンジャーズ vs アスレティック・ビルバオ
■トッテナム vs フランクフルト