契約を延長したイニゴ・マルティネス [写真]=Getty Images

 バルセロナは13日、スペイン代表DFイニゴ・マルティネスとの契約を延長したことを発表した。

 現在33歳のI・マルティネスはレアル・ソシエダの下部組織出身で、2011年にトップチーム昇格。その後、アスレティック・ビルバオで4シーズン半に渡って主力として活躍し、2023年夏にバルセロナに加入した。昨夏には売却候補とも報じられていたが、ハンジ・フリック監督の下ではセンターバック(CB)の主軸として活躍。負傷離脱がありながら、ここまで公式戦33試合出場で3ゴール4アシストを記録している。

 そんなI・マルティネスの現行契約は2025年6月30日までとなっていたが、契約には今シーズンの全公式戦の60パーセントに出場した場合、契約期間が自動で1年間延長されるという条項が含まれていることが報じられていた。それでも、シーズン終了を待たずしてバルセロナは同選手との契約延長を決断し、交渉はすでに合意しているとも見られていた。

 残すは正式発表のみとなっていたなか、今回正式に2026年6月30日までとなる新契約を締結したことが発表された。なお、数カ月前に両者は合意に達していたが、サラリーキャップの問題などもあり、スペインプロリーグ機構(LFP)への登録は保留中となっていたことも明かされている。