クロス・マーケティングは3月13日、「マスクに関する調査」の結果を発表した。調査は2025年3月7日~8日、20~69歳の男女1,100人を対象にインターネットで行われた。
普段のマスクの着用状況
普段、マスクを「着ける日が多い」は56.8%、「ほとんど着けない」が25.9%。女性40~60代は「着ける日が多い」が6~7割と高い。男性20~30代は「着ける日が多い」「ほとんど着けない」がいずれも4割で二分している。
マスクの着け方は、「場面や状況に応じて着けたり外したりすることが多い」が60.7%を占める。男女ともに60代は「場面や状況に応じて着けたり外したりする」が7~8割と、他の年代と比べ多かった。
マスクを選ぶポイント
マスクを選ぶポイントは「耳が痛くならないこと」「コストパフォーマンス」「息が苦しくないかたち」がTOP3となった。
マスクをつける場面
「病院・クリニックなどに行くとき」に53.6%の人がマスクを着用することがわかった。次いで「風邪など体調が悪いとき」「公共交通機関に乗るとき」「周囲で風邪などが流行っているとき」「人が集まるイベントに行くとき」が4割台で続く。
年代が高いほど各場面での着用率は上昇。特に病院や公共交通機関、商業施設などの人が集まる場所で顕著だった。
マスク着用に対する意識
「風邪など体調不良の人はマスクを着けてほしい」「マスクを着けずに咳をしている人を見ると不安になる」「病院や高齢者・持病のある人の前ではマスクを着けるべき」がマスク着用に対する意識で上位となった。感染対策としてマスク着用が望まれていることがわかる。
60代は「風邪など体調不良の人はマスクを着けてほしい」「病院や高齢者・持病のある人の前ではマスクを着けるべき」が5割を超え、全体的に他人にマスクを着用してほしい意向が高い。