『R-1グランプリ2025』で優勝した友田オレが8日、東京・台場のフジテレビで生放送後に優勝会見に臨み、喜びを語った。

  • 『R-1グランプリ2025』王者の友田オレ

    『R-1グランプリ2025』王者の友田オレ

曲作りは2歳からの幼なじみ

2001年7月20日生まれの23歳の友田は、今回のMCである霜降り明星 粗品が打ち立てた大会の最年少優勝記録(26歳)を更新。最年少優勝は「そこまで意識してなかったんです」というが、オープニングのVTRで粗品が優勝した映像を見て、「自分も上書きしたい」という思いにかられたという。

歌ネタの楽曲は、2歳からの幼なじみが作ってくれているそうで、優勝後すぐに連絡。「“これからビジネスパートナーになるのだけはやめような”と言いました」と、友達の関係を続けることを再確認した。

憧れの人は、米米CLUBのカールスモーキー石井(石井竜也)。「米米CLUBが青春というか、ずっと見ていて憧れていた方で、本当に雲の上の存在なので、いつかお会いできたら」と願う。

米米CLUBは世代ではないが、「J-POPヒットソングメドレー的な番組で知って、そこからハマりました」といい、その魅力を「“スターをやり通す”みたいなところ、カリスマ的なところが好きです」と熱弁した。ネタ中は見事な歌唱力を披露したが、特別な訓練は経験しておらず、「普通にカラオケが好きなだけです」とのことだ。

早稲田から芸人に…両親は「好きなことやってもいいんじゃない」

早稲田大学文化構想学部出身という高学歴だが、両親は芸人の道を進むことに「強い反対というわけではないですけど、“どうなんだろうね”という感じで顔をしかめられていました」と回想。だが、『第44回ABCお笑いグランプリ2023』の決勝進出で、「好きなことやってもいいんじゃない」と言葉をかけてもらい、今では応援してもらっているそうだ。

目標とする芸人を掲げず、「モデルがないような独自の道で行きたいです」と語る友田。「ずっと逆張り逆張りで生きてきたので」と、前例のない活躍へ意欲を示した。

■『R-1グランプリ2025』決勝戦・結果

●ファーストステージ
(1)ヒロ・オクムラ:631点
(2)チャンス大城:650点
(3)田津原理音:654点【3位】
(4)ハギノリザードマン:655点【2位】
(5)ルシファー吉岡:651点
(6)吉住:641点
(7)さや香 新山:639点
(8)友田オレ:662点【1位】
(9)マツモトクラブ:647点

●ファイナルステージ
(1)田津原理音:0票
(2)ハギノリザードマン:2票
(3)友田オレ:5票