
大谷翔平 最新情報
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は二刀流復帰を目指し、右肘の靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)からのリハビリに励んでいる。大谷がトミー・ジョン手術を受けるのは2度目であり、過去の事例を見ると、2度目の手術から復帰できた選手は少ないことがわかる。米メディア『ロサンゼルス・タイムズ』のマイク・ディジオバンナ記者が言及した。
今シーズンのメジャーリーグは
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これまでMLBでトミー・ジョン手術を受けた投手は2,555人にのぼり、そのうち162人が2度目の同様の手術を受けている。その162人の中でもほとんどが尺骨側副靭帯を内部の装具で補強するハイブリッド手術を選択しており、大谷が実施した手術と同じだ。
大谷はすでにブルペンで投球を始めており、早ければ5月に二刀流復帰が見込まれている。しかし、昨季のウォーカー・ビューラー投手が16試合で1勝6敗、防御率5.38を記録したように、2度目のトミー・ジョン手術からの復帰には良いイメージがない。
今季も活躍が期待される大谷の状態についてディジオバンナ氏は「アメリカ医療協会によると、一般的に最初のトミー・ジョン手術は効果的で、約90%が競技レベルでの投球に復帰できるが、2度目のトミー・ジョン手術を受けた選手の成功率は約61%とそれほど高くない」と言及した。
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