NMB48在籍中からバラエティで活躍し、近年は女優としても精力的に活動している渋谷凪咲。現在放送中のTBS系ドラマストリーム『地獄の果てまで連れていく』(毎週火曜23:56~)では、残虐な裏の顔を持つモンスター女・花井麗奈を演じ、狂気の演技が「怖すぎる」と話題に。渋谷にインタビューし、主演の佐々木希との共演の感想を聞いた。
本作は、主人公の橘紗智子(佐々木希)が、家族を殺した非情なモンスター・花井麗奈(渋谷凪咲)に復讐を誓うドラマ。渋谷演じる麗奈はピアニスト兼人気インフルエンサーで、天使のような明るい笑顔の裏側に残虐さを隠し持ち、自分でコントロールできないことに対して暴力的になり、平然と殺人も犯す狂気的なキャラクターだ。
――主演の佐々木希さんとは今回が初共演ですか?
バラエティで一度ご一緒したことがありましたが、バラエティの現場はあまりお話しする機会がなくて、ちゃんとお話したのは今回が初めてです。
――本作で共演した感想をお聞かせください。
佐々木希さんと対面するということ自体、とても緊張していて、初めて本読みでお会いしたときに、どんな感じの方なんだろうと思っていて。でもドアを開けた瞬間に、「なぎさちゃ~ん!」みたいな感じで、本当に気さくに接してくださって、そこから少しずつ緊張もほぐれていきました。
――もともと佐々木さんに対してどんなイメージを抱いていましたか?
佐々木希さんというブランド力が本当にすごくて、とにかくきれい! 学生時代に友達と“芸能人の誰になりたいか”というゲームみたいなのをしていて、そこで絶対誰かが佐々木希さんの名前を挙げて「私も佐々木希さんが良かった」って取り合いするような人だったので、ご一緒することになって勝手にビビッてしまいましたが、お会いしたら「ご自身を佐々木希ということを理解していますか?」って言いたいぐらい、本当に気さくで、みんなにフラットで、周りに気を遣わせない気遣いが素晴らしい方だなと思いました。あと、セリフが詰まったときに「ごめんなちゃい!」みたいにおっしゃっていて、お茶目な方だなと。
――素敵な人柄ですね。
お洋服のブランドもされているんですけど「なぎちゃん絶対似合う!」と言ってお洋服をプレゼントしてくださったり、お子さんやご家族のことを本当に大切にされていて、撮影が休みの日ができると「子供と遊ぶの楽しみ」とおっしゃっていたり。あと、麗奈が紗智子に向かって怒鳴るシーンで、叫び散らかして声が枯れてしまったときに、「最強ののど飴持ってるの」と言ってご自身ののど飴セットをくださって、本当に優しいです。もう天使、女神です! 憧れますね。
――ドラマとしては紗智子の麗奈への復讐がどうなっていくのか気になるところですが、今後の展開を楽しみにしている視聴者の方たちへメッセージをお願いします。
Netflixでも配信されていて、新しい話が配信されるたびにランキングが上がっているのがうれしくて、テレビで楽しんでもらうのはもちろんですが、Netflixのランキングで1位を取れたらすごいよねって。それを目標に頑張ろうと話しています。これからさらに面白さが加速していき、「絶対に期待を裏切りません」という自信があるので、最後まで見逃さずに見ていただきたいです!
※取材日以降にNetflix「今日のシリーズTOP10」(日本)にて1位を獲得
1996年8月25日生まれ、大阪府出身。2012年、大阪・難波を拠点に活動するアイドルグループ・NMB48の4期生として加入。2014年発売のシングル「高嶺の林檎」で初選抜入り。以降はグループの中心メンバーとして活動し、2023年12月に卒業。グループ在籍中からバラエティ番組でも活躍し、近年は2024年7月に『あのコはだぁれ?』で映画初主演、以降も連続ドラマに1クールで3本レギュラー出演するなど、女優としても活躍している。2025年、第48回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
(C)「地獄の果てまで連れていく」製作委員会