俳優の志尊淳と岸井ゆきのが、4月16日スタートの日本テレビ系ドラマ『恋は闇』(毎週水曜22:00~)にW主演することが3日、発表された。

  • 岸井ゆきの(左)と志尊淳

志尊が演じるのは、連続殺人鬼かもしれない主人公、週刊誌のフリーライター・設楽浩暉。岸井は、浩暉に強烈に惹かれていくヒロインで、テレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴を演じる。

なぜ、連続殺人は起きているのか。なぜ、男は彼女と出会ったのか。なぜ、男のアリバイが曖昧なのか。なぜ、男は犯人と同じものを持っているのか。なぜ、男はそこまで知っているのか。なぜ、2人は恋に堕ちたのか――絡み合うすべての「なぜ」をたぐりよせ、「真実」へ近づいていく闇と光のスパイラル恋愛ミステリーだ。

主人公・浩暉に次々と浮上する疑惑と、彼を愛したヒロイン・万琴の葛藤を通して、「真実を見抜けるか?」を問う本作。脚本は、TBSドラマ『恋はつづくよどこまでも』や、日本テレビドラマ『こっち向いてよ向井くん』、映画『余命10年』などの恋愛ものから、『ボイス110緊急指令室CALLBACK』といったサスペンスまで幅広く手がける渡邉真子氏が担当する。

制作スタッフは、鈴間広枝プロデューサーや小室直子監督ら『あなたの番です』『真犯人フラグ』のチームが結集した。

コメントは、以下の通り。

■志尊淳

7年前にご一緒させて頂いた、鈴間プロデューサーと小室監督にお話を頂いた際は、とても嬉しい気持ちと、成長した姿を見せるんだと意気込んでいたのですが、真剣に考えてみると、主演であることの責任感、2クール続けての連続ドラマ出演になるということで不安な点もあり、悩んでいました。
ですが、お受けする前に何度もお会いして、皆さんの作品に対しての熱量、何が何でも面白いものを作るんだという気概をとても感じ、覚悟が決まりました。
毎話ハラハラドキドキして、時には考えさせられる、キュンキュンラブストーリーを皆さんにお届けする為に頑張っていきたいと思います。
間違いなく、見たことのない志尊淳を見てもらえると思います!
よろしくお願いします!

■岸井ゆきの

街を歩くだけで、電車に乗るだけで、目に入る情報があまりにも多く本当のことが見えづらくなっている今、真実を追いかける姿と、人間を信じることを描くドラマです。
見えていることだけが本当じゃないし、真実さえも見方を変えれば他の現実が顔を出すと思う。
人生も人間もたくさんの層を持っていて、諦めずに丁寧になぞることでしか何かを知ることはできないように思います。
愛する人が連続殺人鬼なのか?このドラマではそんな大きな事件が軸にありますが、核の部分は普遍的な愛と信頼と追求心です。水曜の10時、楽しんで見ていただけるよう頑張ります!よろしくお願いします。

■鈴間広枝プロデューサー

今、どんどん【真実】が分からない時代になっています。正直なところ、私自身もネットの情報だけで、なんだか分かった気になっている時もあったりして、「もしこれが全くのデタラメだったら…?」と思うと、ゾッとします。目にしたモノが【真実】とは限らない。そんな「ゾッ」を、この作品を見てくださる皆さまにも感じて頂けたらと思っています。真犯人はもちろん、登場人物それぞれが色んな顔を使い分けていますので、何が【真実】なのか、ぜひ見抜いてやって下さい!
そして、本当に素敵な主演のお2人と一緒に、この作品を作っていけることをとても嬉しく思っています!志尊さんは、前回ご一緒した時はまだ20代前半でしたが、作品にかける熱量も表現力も素晴らしい、本当に頼もしい座長でした。30歳になるこの春、人たらしでミステリアスな主人公・浩暉を、大人っぽく魅力的に演じて下さると確信しています!また、岸井さんも、チャーミングでいて芯の強さがある、是非もう一度ご一緒したいと思っていた俳優さんです。圧倒的な演技力で、浩暉に翻弄され葛藤する万琴を、共感度の高いヒロインにして下さると思い、オファーさせて頂きました!
“本当のことを言わない”浩暉と、“本当のことを知りたい”万琴、2人の恋と事件の謎を追いながら、「自分だったらどうするかな?」と考えてみて頂けると嬉しいです。素晴らしいキャストの皆さまと、スタッフが一丸となって、全力で面白い作品をお届けいたしますので、ぜひ楽しんで頂けますと幸いです!

【編集部MEMO】
日本テレビの水曜ドラマ枠は、昨年4月からバラエティ枠(『世界頂グルメ』)に改編され、土曜21時に連ドラが再び編成されているが、今年4月改編で土曜22時の連ドラ枠が音楽番組『with MUSIC』に変更。これに伴い、1年ぶりに水曜ドラマ枠が復活することになる。

(C)日テレ