敬愛会グループは、日本全国在住の30〜50代の女性550名を対象に「“肌育”に関する意識調査」を実施した(インターネット調査)。肌の基礎力を高めるケアに対して関心を持っている人は全体の67.1%、美容医療による肌育施術に前向きな回答が約半数の46.1%を占める結果となった。
“肌育”(肌の基礎力を高めるケア)への関心は高まっている
調査結果によると、肌の基礎力を高めるケアに対して「非常に興味がある」(22.0%)、「ある程度興味がある」(45.1%)と回答した人は合わせて67.1%であった。多くの女性が肌そのものの健康を促進する、肌の基礎力を高めるケアに関心を持っていることがわかる。
実践している肌育方法はスキンケアをはじめ、生活習慣の改善が中心
肌育のために実践していることとして最も多かったのは「スキンケア」(56.4%)で、次いで「十分な睡眠」(31.5%)、「バランスの良い食事」(26.7%)が続いた。まずは手軽に取り組みやすい方法から始める人が多いことがうかがえる。
一方で「特に何もしていない」という回答が3割以上を占め、「具体的な肌育方法がわからない」、または「何から始めれば良いのか悩んでいる」人が多いことが推測される。
美容医療による肌育施術への興味は高まっている
美容医療による肌育施術について、「是非受けてみたい」(12.7%)、「興味はあるが迷っている」(9.8%)、「ある程度興味がある」(23.6%)と、前向きな回答が46.1%にのぼった。生活習慣やスキンケアの改善だけでは満足できず、より一層の効果を期待した美容医療による“肌育”への関心が高まっていることがうかがえる。
肌育治療で重視するポイントは「安全性」と「費用対効果」
肌育治療において最も重視するポイントとして挙げられたのは「安全性」(48.9%)であり、次いで「費用対効果」(43.8%)、「効果の持続性」(41.1%)が上位を占めた。
多くの女性が美容医療を選択する際に、安全性を最も重視していることがわかる。これは、肌に直接影響を与える施術であるため、安全面への配慮が高いことを示している。また、費用対効果や効果の持続性などのコストパフォーマンスも重視されており、投資するだけの価値があるかどうかを慎重に見極めていると考えられる。
まとめ
本調査では、“肌育”に関する30代〜50代女性の意識やニーズを明らかにした。“肌育”という言葉の認知度はまだ低いものの、約67.1%の女性が肌の基礎力を高めるケアに関心を持っており、「スキンケア」や「生活習慣の改善」を中心に取り組んでいることがわかった。
また、美容医療における肌育施術について前向きな人も46.1%にのぼり、特に安全性やコストパフォーマンスを重視する傾向が強いことが明らかになった、とレポートを結んでいる。
調査概要
調査名称:“肌育”に関する意識調査
調査期間:2025年2月6日〜7日
調査方法:WEBアンケート(設問選択・記述式)
調査対象:日本全国在住の30〜50代の女性
調査人数:550名