声優はじめ、女優、歌手、タレントなど多彩な活動を続ける悠木碧(ゆうき・あおい)。4歳から子役として芸能活動をスタートしており、若手ながら豊富なキャリアを誇ります。

本業の声優活動でも、様々な人気作・話題作に出演。幅広い役柄を演じ分けるその演技力は、非常に高く評価されています。今回はマイナビニュース会員500人に、そんな悠木碧が声を担当した、テレビアニメ作品のキャラクターについて聞きました。その結果をランキング形式でご紹介します。

悠木碧が声を担当した、テレビアニメ作品のキャラクターの人気ランキング

  • 1位:薬屋のひとりごと(猫猫)(11.1%)
  • 2位:魔法少女まどか☆マギカ(鹿目まどか)(6.0%)
  • 3位:七つの大罪(ディアンヌ)(4.6%)
  • 4位:うる星やつら (2022)(テン)(3.7%)
  • 5位:蜘蛛ですが、なにか?(私)(3.2%)
  • 6位:信長協奏曲(お市)(2.8%)
  • 6位:ワンパンマン(戦慄のタツマキ)(2.8%)
  • 6位:幼女戦記(ターニャ・デグレチャフ)(2.8%)
  • 9位:戦姫絶唱シンフォギア(立花響)(1.8%)
  • 9位:ケロロ 〜keroro〜(新ケロロ)(1.8%)
  • 9位:ソードアート・オンライン シリーズ(ユウキ)(1.8%)
  • 9位:聖剣使いの禁呪詠唱(漆原静乃)(1.8%)
  • 9位:妖怪ウォッチ(未空イナホ)(1.8%)
  • 9位:僕のヒーローアカデミア(蛙吹梅雨)(1.8%)
  • 9位:アホガール(花畑よしこ)(1.8%)
  • 9位:妻、小学生になる。(新島貴恵/白石万理華)(1.8%)

続いては上位の作品概要とアンケート回答者のコメントを一部紹介します

1位:『薬屋のひとりごと(猫猫)』

『薬屋のひとりごと』は、日向夏の同名ライトノベルを原作とするテレビアニメ作品。古代中国風の宮廷を舞台にしたミステリー&薬学ファンタジーです。

医師である養父を手伝って薬師として花街で働く少女・猫猫(マオマオ)。薬草採取に出かけた森で人攫いにあい、後宮に下女として売られてしまいます。彼女は、皇子の衰弱事件の謎を解いたことから美形の宦官である壬氏(ジンシ)の目に留まり、様々な事件の解決を手伝わされることに。やがて後宮の権力争いや壬氏との関係も複雑に絡み合い、物語はスリリングに展開していきます。

悠木碧は主人公の、薬学に精通した聡明な少女・猫猫を担当。冷静で無愛想だが好奇心旺盛という役柄に、「キャラクターの特徴に合っている」「猫猫のイメージと声がピッタリ」などの声が寄せられています。

ユーザーコメント

  • 「キャラクターとの声が想像していた通りで、ぴったりだった」(男性・50歳)

  • 「いま一番大好きな作品で大好きなキャラだし、納得のいくぴったりの声なので」(女性・48歳)

  • 「作品が面白く、主人公を演じる悠木碧があっている」(男性・57歳)

  • 「『薬屋のひとりごと』ではドスのきいた声を出したりで、上手だなぁと思った」(女性・51歳)

  • 「『薬屋のひとりごと』のマンガを読んでいましたが、猫猫のイメージにピッタリな声だったのですごく驚いたと同時に、もうこの声優さん以外には考えられないと感じています」(女性・42歳)

  • 「いま丁度TVアニメを見ているところで、声優さんの見た目とキャラの声のギャプがあって良い」(男性・45歳)

  • 「ストーリーが面白いので見ていたが、声がキャラクターのイメージに合っているなと思った」(女性・41歳)

2位:『魔法少女まどか☆マギカ(鹿目まどか)』

『魔法少女まどか☆マギカ』は、シャフト制作によるオリジナルテレビアニメ作品。「魔法少女」をモチーフにしたダーク・ファンタジー的な作風が特徴です。

ストーリーは、鹿目まどから5人の魔法少女と、マスコット的な外見をした地球外生命体であるキュゥべえを中心にが展開されます。魔法少女は、「どんな願いでも1つ叶える」ことと引き換えにキュゥべえと契約を結び、魔女と戦う使命を課せられた存在です。

しかし、その運命は過酷であり、対峙する魔女の呪いや絶望によって彼女たちは苦しみます。まどかは、優れた「魔法少女」となれる可能性を持ちながらも、あえて傍観者として関わることで、魔法少女たちを救う道を模索します。

主人公・鹿目まどかを演じた本作は、悠木碧にとっての代表作の一つとなりました。ユーザーからは、「印象的なキャラクターで覚えている」「一番印象深く残っている」「一番印象に残るアニメだった」などのコメントが寄せられています。

ユーザーコメント

  • 「作品自体の出来も良く、演技が印象に残ったから」(男性・41歳)

  • 「やはり……これが有名にした出世作だと思ってるし、イメージがあってるので」(男性・52歳)

  • 「この方の場合、やはり代表作と言えるのは、これではないかと思われるので選択しました」(男性・58歳)

  • 「個性的な声優さんで、だいぶ前から注目していました。やはり自分のきっかけは、『魔法少女まどか☆マギカ』のまどか役です」(男性・54歳)

3位:『七つの大罪(ディアンヌ)』

『七つの大罪』は、鈴木央による同名マンガを原作としたテレビアニメ作品。中世風の世界「ブリタニア」を舞台に、伝説の騎士団「七つの大罪」が国を救うために戦う冒険ファンタジー作品です。

人間と人間ならざる種族の世界が分かたれていなかった古の時代。ブリタニア随一の大国・王国リオネスは聖騎士によって支配されています。王女エリザベスは国を救うため、「七つの大罪」の団長メリオダスを探す旅に出ます。やがて、かつて王国を追われた「七つの大罪」が冤罪であり、聖騎士こそが陰謀を企てていたことが明らかになっていきます。

悠木碧演じたディアンヌは「七つの大罪」のメンバーの一人で、「嫉妬の罪(サーペント・シン)」の称号を持つ巨人族の少女。本作へは「キャラクターに合っているから」「作品が素晴らしかった」「欠かさず見ていた番組」などのコメントがありました。

ユーザーコメント

  • 「好きなアニメで好きなキャラなので」(男性・55歳)

  • 「自分の中でドハマリしたからです」(男性・37歳)

  • 「優しくて女の子らしい可愛らしさがあって、見ていて微笑ましかった」(女性・42歳)

4位:『うる星やつら (2022)(テン)』

『うる星やつら (2022)』は、高橋留美子による同名マンガを原作とするアニメ作品。初代テレビアニメシリーズは1981年に放送開始されましたが、本作は小学館の創業100周年を記念し、完全新作として再びテレビアニメ化されました。

ある日、鬼族の宇宙人が地球侵略を宣言。その代表として地球人の少年・諸星あたるが鬼族の娘・ラムと鬼ごっこ勝負をすることに。偶然のひらめきで勝利したあたるでしたが、勘違いからラムにプロポーズしたと受け取られ、彼女は「ダーリン♡」と呼びながらあたるに一途な愛を注ぐようになります。

しかし、あたるは極度の女好きであり、他の女性にも手を出そうとするため、ラムの雷攻撃に日々痛めつけられ……あたるの友人たちや奇想天外な宇宙人たちによる騒動が絶えない、ドタバタラブコメディとなっています。

悠木碧演じたテンは、ラムの従弟で、小さな体に火を吹く能力を持つ鬼族の幼児。あたるとは頻繁に小競り合いを演じています。コメントでは「声とキャラがマッチしてる」「テンちゃんが可愛くて好き」「キャラクターに合ってた」などがありました。

ユーザーコメント

  • 「天真爛漫のテンを上手く表現している」(女性・54歳)

  • 「テンちゃんのかわいらしい感じがイメージを崩さず、ハマっていたと思います」(女性・51歳)

  • 「懐かしくて見たら、はまっていた」(男性・47歳)

5位:『蜘蛛ですが、なにか?(私)』

『蜘蛛ですが、なにか?』は、馬場翁によるなろう系ライトノベル原作とした、異世界転生をテーマにしたファンタジーアニメ作品。クラスごと異世界に転生した女子高校生が、「蜘蛛」として生き抜く物語です。

ある日、高校の教室ごと爆発に巻き込まれた「私」は、気づくと異世界の迷宮で「蜘蛛」の魔物として転生していました。生存のため弱肉強食の世界を必死に生き延び、スキルを駆使して強敵と戦いながらレベルアップしていく「私」。やがて、世界の鍵を握る「支配者スキル」とスキル「禁忌」を手に入れたことをきっかけに、世界の裏側に潜む管理者「邪神 D」の存在に気付きます。

悠木碧は、異世界に「蜘蛛」として転生した元女子高生「私」を演じました。明るく前向きな性格で、「ないわー」が口癖です。

ユーザーコメント

  • 「この作品が大好き。声が似合っている」(女性・35歳)

  • 「一人で、全力で、ハイテンションで、悠木さんの魅力が全開のキャラであり作品」(男性・52歳)

6位:『信長協奏曲(お市)』

『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』は、石井あゆみによる同名マンガを原作としたアニメ作品。現代の高校生が戦国時代にタイムスリップし、織田信長として生きることになる歴史ファンタジーです。

勉強が苦手な高校生のサブローは、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてしまいます。そこで出会った本物の織田信長と瓜二つの容貌をしていたことから、病弱な自分の代わりに信長として生きてくれと頼まれ、身代わりとなります。

当初は歴史の知識もないまま自由奔放に振る舞うものの、次第に現代人ならではの発想で改革を進めていくサブロー。やがて本物の信長や宿敵・明智光秀との関係が複雑に絡み、歴史の運命が変わっていきます。

悠木碧が演じたお市は信長(サブロー)の妹で、美しく聡明な織田家の姫。兄を慕い、浅井長政との政略結婚を受け入れるものの戦乱に翻弄され、悲劇的な運命をたどることになります。

ユーザーコメント

  • 「悠木さんの『信長協奏曲』でのお市の声はぴったし合っていて、存在感があって良い。好きですね」(男性・53歳)

6位:『ワンパンマン(戦慄のタツマキ)』

『ワンパンマン』は、ONEの同名マンガを原作としたアニメ作品。あらゆる敵をパンチ1発(ワンパン)で倒してしまう、最強ヒーロー・サイタマが主人公のギャグ系アクション作品です。

サイタマ(ハゲマント)は、どんな強敵でも一撃で倒してしまう圧倒的な力を持っていますが、その強さゆえに戦いに対して全く面白みを感じません。また、ヒーロー協会に登録してヒーロー活動を始めるものの、自由意志で行動しているため実力に見合った評価は得られていないのが現実です。

しかし、そんな彼も物語が進むにつれて徐々に理解者が増えていき、現在は協会上層部でも評価が一変しつつあります。ユニークで個性豊かな仲間たちとともに、サイタマはただひたすらに無敵の存在として戦い続けます。

悠木碧演じるタツマキ(戦慄のタツマキ)は、S級・A級・B級・C級の4つのランクあるヒーロー階級の最上位S級に位置する最強の超能力者。ヒーローとしての誇りや、仲間への熱い思いを持つキャラです。

ユーザーコメント

  • 「可愛くて好きなキャラ」(男性・42歳)

6位:『幼女戦記(ターニャ・デグレチャフ)』

『幼女戦記』は、カルロ・ゼンによる同名のライトノベルを原作とした戦争ファンタジーアニメ作品。元サラリーマンのターニャ・デグレチャフが、幼女として転生した異世界で軍人として生き抜く様子を描いています。

ターニャはかつては日本の30代のサラリーマンでしたが、リアリストな言動と無信仰を咎められ、神によって孤児の少女として別世界に転生させられます。白く透き通った肌を持つ金髪碧眼の幼女の外見に関わらず、前世の知識も踏まえた合理的判断と高い分析能力、戦闘能力、指揮能力を有するターニャ。彼女は自分が所属する「帝国」の兵士として、敵対国家群と戦いの日々を繰り広げていきます。

悠木碧が演じた主人公ターニャ・デグレチャフは、元サラリーマンの男性。安全な後方勤務で順風満帆な人生を送ろうとしますが、その思惑は外れ、大戦の最前線に送り込まれ続けることとなります。

ユーザーコメント

  • 「ロリ声で喋ってる時と、心の中の声のギャップが面白かった」(女性・43歳)

悠木碧が声を担当した、テレビアニメ作品のキャラクターランキングのまとめ

「あおちゃん」「こども先生」の愛称で知られる悠木碧。高音域の可愛らしい少女役から狂気を孕んだキャラクター、威厳のある役柄までこなす幅広い演技力で、高い評価を得ています。

そんな彼女のキャリアを反映して、今回のアンケートでも実に多彩な作品のキャラがランクインする結果となりました。いずれもその役柄にぴったりのヴォイスと役作りに、絶賛の声が相次いでいます。

さて、みなさんのお気に入りはランキングにあったでしょうか?

調査時期: 2025年2月6日

調査対象: マイナビニュース会員

調査数: 男女合計500人
調査方法: インターネットログイン式アンケート