LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」は2月10日、「2025年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(九州圏版)」を発表した。同ランキングは、2024年1月1日〜11月30日の間、福岡県のエリアにおいて、LIFULL HOME'Sに掲載された賃貸物件・購入物件への問合せ数を駅別に集計したもの。
2025年 LIFULL HOME'S 借りて住みたい街ランキング(九州圏版)は、「博多」が8年連続トップにランクイン。2位「西鉄平尾」、3位「高宮」も前回と同じ順位で、TOP3の駅に変化はなかった。「博多」は、事業集積性と交通利便性が西日本でも突出して高く、2位「西鉄平尾」と問合せ数の差は1.7倍あるため、今後もトップを維持する可能性が高いという。
一方、「博多」に乗り入れて交通利便性が向上した「七隈線」沿線では、5位の「渡辺通」が最高位で、次点で21位の「六本松」となるため、沿線の賃貸ニーズはまだ顕在化しているとは言い難い状況であるという。
2025年 LIFULL HOME'S買って住みたい街ランキング(九州圏版)は、福岡市地下鉄空港線の「西新」が前々回12位、前回2位からランクアップして初の1位を獲得した。また、福岡市地下鉄空港線および西鉄天神大牟田線の人気が高く、上位はほぼこの2線が独占している。
「西新」は「博多」まで約13分、「天神」まで約7分でアクセスできるほか、駅の北側ではマンション開発がコンスタントに継続しており、人気住宅地「百道(ももち)」にも近いことから、購入ニーズは高く維持されてきたという。同社によると「福岡市西側エリアの人気住宅地として、今後も注目されるエリアである」としている。
以降、2位「博多」、3位「竹下」、4位「唐人町」、5位「西鉄平尾」と続いた。