ALL DIFFERENT(オールディファレント)は2月4日、「25卒内定者意識調査(入社前の勤続意向編)」の結果を発表した。

同調査は2024年10月15日~12月9日、同社とラーニングイノベーション総合研究所が、2025年入社予定の内定者414人を対象に、インターネットで実施した。

  • 25卒内定者 勤続意向別の入社理由 TOP3

まず、内定先企業で働き続けたいかどうか尋ねたところ、66.2%が「できれば内定企業で働き続けたい」、11.8%が「そのうち転職したい」と回答した。

  • 内定先企業で働き続けたいか

続いて、「できれば内定企業で働き続けたい」と回答した内定者を勤続意向者、「そのうち転職したい」「いつかは起業したい」「フリーランスとして独立したい」「家庭に入りたい」と回答した内定者を離職意向者、「分からない」と回答した内定者を意向未定者と区分し、勤続・離職意向別の結果を分析した。

勤続意向者、離職意向者、意向未定者別に、入社を決めた理由を聞くと、いずれも「業界・事業内容に興味を持ったから」「業務内容に興味を持ったから」が上位を占めた。

勤続意向者は、「理念への共感」(33.2%)が、離職意向者は「成長できる環境」(29.7%)、意向未定者は「学生時代の(今までの)学びが活かせるから」(36.4%)が、他の意向者と比べて多かった。

  • 勤続意向×入社を決めた理由

入社後に成長するために求める機会を、勤続・離職意向別で比較すると、共通して高かったのは「仕事を通じた成功体験」「仕事を通じた失敗体験」「上司や先輩からの事後のフィードバック」だった。勤続意向者は「上司や先輩からの事後のフィードバック」(68.0%)、離職意向者は「難しい仕事」(45.9%)、意向未定者は「成功体験」(89.1%)が他の意向者と比べて高くなっている。

  • 勤続意向×求める成長の機会