![売却の可能性が報じられている(手前)ガルナチョと(奥)メイヌー [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ガルナチョとイングランド代表MFコビー・メイヌーが、今シーズン終了後に退団する可能性があるようだ。4日、イギリス紙『ガーディアン』が伝えている。
今シーズン開幕直後から不振が続き、昨年10月にエリック・テン・ハフ前監督の解任に踏み切ったマンチェスター・ユナイテッド。ポルトガルの名門スポルティングを4年間で2度のリーグ制覇に導いたルベン・アモリム監督を招へいしたが、成績はそれほど上向かず、現時点でプレミアリーグ13位に低迷している。
巻き返しを図るシーズン後半戦に向けて、今冬の移籍市場ではストライカーの補強などが噂されたが、実際に獲得したのはウイングバック(WB)などを主戦場とするデンマーク代表DFパトリック・ドルクとU-19イングランド代表DFエイデン・ヘブンのみ。一方で放出については、構想外となっていたイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードらをレンタルで手放したが、チェルシーやナポリが熱烈な関心を寄せていたガルナチョは残留となった。
そんなガルナチョだが、来夏の移籍市場では再び売却候補に名を連ねる可能性が高いという。今シーズン終了後には、アモリム監督の戦術との親和性が高い選手の獲得に乗り出すと見られているマンチェスター・ユナイテッドだが、『ガーディアン』は収益と持続可能性に関する規則(PSR)の観点から、補強には既存戦力の売却が必須になると指摘。現状のパフォーマンスが続く場合には、ガルナチョが再び売り出される見込みと報じている。
また、マンチェスター・ユナイテッドはメイヌーについても“非売品”とは見なしておらず、相応のオファーが届いた場合には耳を傾ける可能性があるようだ。クラブはガルナチョとメイヌーの評価額について、前者を7000万ポンド(約134億円)程度、後者を8000万ポンド(約153億円)程度と見積もっているという。