小学館漫画家は、漫画家・安野モヨコのデビュー35周年を記念した選集を刊行している。第3弾として、初の青年誌連載作であり、連載当時「モテバイブル」や「男版ハッピー・マニア」と称される事もあった傑作ラブコメ『花とみつばち』を連載時の美麗なカラーページを再現した完全版(全4巻)で11月から2月まで毎月刊行。なお、8月に刊行された選集第2弾『プレイボーイ団地/脂肪と言う名の服を着て』の電子版が11月29日より配信開始となる。

『花とみつばち』は、2000年代の東京を舞台に、ルッキズムにもとづく「スクールカースト」がはびこる高校生活を描いた作品。さえない男「小松」が、クラスの人気者である「さくら」に恋をし、成長していく物語だ。安野モヨコが高校生の恋愛を通じ「どうにもならない心の綾」を描いた名作となっている。また、著者自ら登場人物達を深掘りする書き下ろしエッセイを毎巻末に特別収録。

  • 特典

第1巻には初回限定スペシャルクリアカードが封入されている。