ドミニカ戦の初回に先制打を浴びた侍ジャパンの先発・戸郷翔征

◆ 5回から初戦先発の井上が2番手で登板

 野球日本代表・侍ジャパンの戸郷翔征投手(巨人=24)が18日、『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』のオープニングラウンド第5戦・ドミニカ戦(天母スタジアム)に先発登板。

 試合前から霧雨が降り続ける難しいコンディション。1点を先制してもらい1回裏のマウンドに上がったものの、内野安打とボークで無死二塁のピンチを招くと、元日本ハムの2番・ハンソンに右翼線突破の適時二塁打を浴び同点に追いつかれた。

 2回は先頭の6番・コルデロに左中間突破の二塁打を許すと、二死後、9番のデレオンに低めのフォークを上手く右翼線へ弾き返されこれが逆転となる適時二塁打。初回から2イニング連続失点となった。

 同点に追いついた3回も先頭のハンソンに2打席連続となる右翼への二塁打を浴びるも、ここは後続をピシャリと封じ無失点。4回はこの試合初めて3者凡退でゼロを刻み、5-2となった5回から巨人でチームメイトの井上にマウンドを譲った。

 戸郷は4回63球、5安打2失点、6奪三振無四球の内容で降板。初回から3イニング連続で先頭の出塁を許すなど、悪天候も重なり立ち上がりから苦しんだ。