結婚の準備を進める中で、「このまま進めていいのかなぁ…」「迷うくらいならやめたほうがいい?」などと不安な気持ちが生まれてしまうこともあるでしょう。本記事では、結婚を後悔してしまうことにならないよう、決断へのヒントを与えてくれるポイントや対処法を紹介します。

結婚を迷うならやめたほうがいいの?

  •  結婚を迷うならやめたほうがいいの?

結婚を迷ってしまう理由は人それぞれです。結婚が現実として迫ってくると、「もっといい人がいるかも」と思ってしまう人もいるでしょう。また、パートナーとのコミュニケーションや経済的な面、将来のライフスタイルに不安を感じている人もいるかもしれません。

もちろん、結婚を迷う気持ちがあるからといって「やめたほうがいい」とは一概にはいえませんが、迷う理由の中には、結婚すると後悔することになりやすいものもあります。では、どんな理由だと後悔につながりやすいのか、次の章でチェックしてみましょう。

結婚を後悔することになりやすい理由6選

  •  結婚を後悔することになりやすい理由6選

結婚を決断するとき、誰もが大切なパートナーとの幸せな未来を思い描くもの。ところが実際に結婚生活をスタートしてみると、結婚を後悔するケースも少なくありません。ここでは、判断のポイントとして、結婚を迷う理由の中でも結婚後に後悔することになりやすいものを紹介します。

普段自分の本音を言えずに我慢している

結婚生活において、対等なパートナーシップを築くことは重要なポイントです。つい相手に合わせてしまい、自分の本音を言えずに我慢することが多いという場合は、結婚後に溝が生まれやすいでしょう。

自分の正直な気持ちを隠しているとコミュニケーションが希薄になり、重大な問題に直面しても、解決の糸口を見つけるのが難しくなります。もし、勇気を出して本音を伝えても、相手がきちんと受け止めてくれないようなら、幸せな結婚生活は望めないかもしれません。

自分の家族を大切にしてくれない

家族は人生の支えとなる存在です。そんな大切な人たちとの時間をないがしろにしたり、彼らの悪口を言ったりする相手には次第に不信感が募り、夫婦関係にも大きな溝が生まれてしまうでしょう。

このようなタイプの人は、結婚後に夫婦で参加する親族の集まりにも一緒に参加してくれない可能性が高く、親族との関係が疎遠になってしまう恐れがあります。困ったとき頼れる親族がいないという状況にもなりかねません。

相手からの愛情があまり感じられない

ロマンチックな時間を楽しむことの多い結婚前に、パートナーの愛情をあまり感じられないのは憂慮すべきことといえるでしょう。

結婚生活において、パートナーが自分に対して関心がなく、愛情を感じることができない状態にあると、次第に孤独感や不満が募り、一緒に暮らし続けることが苦痛になってしまうかもしれません。

スキンシップが極端に減っている

付き合い始めた頃に比べて、スキンシップが極端に減っている場合は、結婚後すぐにセックスレス夫婦になってしまう可能性があります。

長い結婚生活の中で次第にそうなるのは仕方ありませんが、早い段階でなってしまうと、 不満を抱いて外部に刺激を求めるリスクも高まるものです。結果として不倫や離婚といった深刻な問題に発展することになるかもしれません。

二人の未来の姿が具体的に想像できない

結婚を考える相手とは、二人で築く未来を具体的に想像することが大切です。未来像を共有することで相手が何を期待し、どんな生活を求めているのかがわかるため、お互いへの理解が深まり、信頼し合える夫婦関係を築くことができます。

逆に、二人の具体的な姿が想像できないなら、将来のビジョンや価値観が異なっていることが考えられます。二人の描く未来像にズレがあり、歩み寄ることも難しい場合は、結婚生活が順調にはいかない可能性が高いでしょう。

結婚準備がうまく進んでいない

結婚にはさまざまな準備が必要です。両家の顔合わせ、新居の準備をはじめ、結婚式をするなら日取りや会場、式内容の決定など、やるべきことが次々と降りかかります。

そんなときにパートナーが真剣に相談に乗ってくれない、準備を全部押し付けるなど非協力的で準備がスムーズに進まないのであれば、結婚してからも不満が溜まることになるでしょう。この先の結婚生活で起こりうる問題の解決にも協力してくれない可能性が高く、一人で苦労することが増えるかもしれません。

結婚を迷っているときの対処法

  •  結婚を迷っているときの対処法

結婚を迷う気持ちが生まれてしまうと、どうすべきか思い悩んでしまうでしょう。ここからは、迷いから解放されたい人におすすめの対処法を紹介します。

二人で過ごす未来をとことん話し合ってみる

結婚を迷っているなら、パートナーと未来についてとことん話し合うのがおすすめ。一生を共に過ごす相手と将来に対するビジョンが一致しているか、価値観に大きなズレがないかを確認することが重要です。

仕事やキャリアの計画、日常的な家事分担や金銭管理など細かい部分も具体的に話し合ってみてください。お互いの理想を共有し、どんな結婚生活が待っているかを思い描くことができれば、不安も解消されるでしょう。

しばらく一緒に暮らしてみる

一緒に暮らすことで得られる最大のメリットは、お互いの本質を知る機会が増えることです。生活リズム、家事分担、金銭感覚を共同生活者として知ることができ、意見の衝突やトラブルが起こったときに二人でどう乗り越えるかも経験できます。

一緒に過ごす時間が増えることで自然と絆も深まり、結婚後の生活もイメージしやすくなるでしょう。また、共同生活を通して相性が合わないと気づくこともあるため、結婚するかどうかを決断する上ではとても有効な方法です。

相手に結婚への不安をぶつけてみる

パートナーに対して不安を抱えているなら、その思いを隠さず、素直に相手に話してみましょう。お互いの気持ちを理解し合うことで、不安や誤解を解消できるかもしれません。

自分の不安に対して相手が真摯に向き合い、解決へと寄り添う姿勢を見せてくれれば、パートナーに対する信頼感がぐんと深まり、安心して結婚へと進むことができます。ただし、不安をぶつける際には感情的にならず、冷静に話をするよう注意してください。

結婚しないメリットとデメリットを挙げてみる

結婚に迷いがあるとき、自分にとっての結婚しないメリットとデメリットを挙げてみると、決断の助けになります。内容は人それぞれですが、例えばメリットは自由な時間が多い、生活環境を変えなくてもいい、デメリットは孤独感や経済的な不安がある、などです。

メリットとデメリットに目を向けることで、自分が何を優先し、どんな未来を望んでいるのかを冷静に見極められれば、後悔のない選択につながるでしょう。

第三者の意見に耳を傾けてみる

結婚すべきかどうか一人で悩んでいるなら、信頼できる友人や家族に相談してみましょう。彼らは自分の性格や背景を理解しているので、悩みを解決するために具体的なアドバイスをしてくれるはずです。

また、カウンセリングを受けるのも一つの手。カウンセラーはプロフェッショナルとして中立的な立場から助言してくれるので、話を聞いて現在の問題点を見出し、その解決策を見つける手助けをしてくれます。第三者の意見を参考にすることで、自分の気持ちを上手く整理できるかもしれません。

まとめ

  •  まとめ

結婚という人生の大きな選択を前にすれば、迷ってしまうのは当たり前ともいえます。迷いや不安に見て見ぬふりをして結婚を進めるよりも、今きちんと向き合ったほうが後悔も少ないはずです。今回紹介した対処法などを参考にして、自分がより幸せになれる道を探してみましょう。