「結婚相手紹介サービス」を運営するオーネット2024年10月21日 は、「恋人との年齢差に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2024年10月10日 ~ 10月15日、全国の25~34歳の独身男女582人に対してインターネットで実施した。
アンケート対象となる男女582人の方に、「現在、恋人がいるか?」ということを伺ったところ、全体では43.6%、男性42.6%、女性44.8%から恋人がいるという回答があった。25歳~34歳の独身男女の4割強に恋人がいるという結果となった。
次に「恋人がいる」と回答した男女254人に、「お相手との年齢差がいくつですか?」と伺ったところ、全体で32.7%が「1~5歳年上」という回答で最も多いという結果となり、男性が28.5%、女性では37.1%という回答で、男女ともに最も多い回答割合となった。
2番目に多かった回答は「1~5歳年下」で、全体で20.5%、男性が24.6%、女性が16.1%という結果となった。回答割合の多かった「1~5歳年上」と「1~5歳年下」を合わせると、全体では53.2%の男女が自分の年齢プラスマイナス5歳の年齢差の恋人とお付き合いしているという調査結果となった。
そして3番目に多かった回答割合は「同い年」で、全体では17.3%、男性が20.8%、女性が13.7%という回答となった。ここまでの上位3項目の回答割合については、男女とも同じ順位となったことから、恋人との年齢差の実態は男女とも同じ傾向にあることがうかがえる調査結果となった。
そして4番目に多かった回答は「6~10歳年上」で、全体で13.8%、男性12.3%、女性15.3%となり、5番目以降は、「11歳以上年上」が全体で8.7%、「6~10歳年下」が全体で2.8%という結果となった。
この設問では実際に恋人が「年上である」ことで、相手に「どのようなことを感じているのか?」について伺ってみた。最も多かった回答は「何かと頼れるという安心感がある」で、全体で35.7%、男性37.1%、女性34.6%という回答で、年上の恋人と付き合っている男女の約3人に一人がこのように感じているという結果となった。
続いて多かった回答は「一緒にいると落ち着く」という回答で、全体で26.4%、男性25.8%、女性26.9%となり、男女の約4人に一人がこのように感じているよいう結果となった。
3番目の回答結果は「特に何も気にならない」で、全体で15.0%となったが、男性が8.1%なのに対して、女性が20.5%という結果で、男女間で大きな開きがある結果となった。
そして4番目の回答の「話題がかみ合わないことがある」は全体で9.3%、男性が12.9% 、女性は6.4%という結果で、この回答においても男女間で意識に違いがある結果となった。そして全体で7.9%、男性9.7%、女性6.4%からの回答として、「上から目線的な態度や言動が気になることがある」という回答が少数ではあるが、あった。
次の設問では恋人が「年下である」と回答した男女に「相手が年下であることで感じていることは何ですか?」ということを伺ってみた。
まず、一番多かった回答は「一緒にいると落ち着く」という回答で、全体で42.2% 男性48.7%、女性32.0%で、半数近い男性が年下の恋人と一緒にいると落ち着くと感じているという回答結果となった。
一方、女性も男性ほど多くはないものの、約3人に一人は一緒にいると落ち着くと感じていることが回答結果からうかがえる結果となる。
2番目に多かった回答は「特に何も気にならない」で、全体で31.2%、男性33.3%、女性28.0%という結果で、男女とも約3割が「特に気にしていない」という結果となった。
3番目以降の回答は、「年齢が近い方が良かったと思う」が全体で12.5%、「話題がかみ合わないことがある」が全体で6.2% という結果となった。
この設問への回答から、恋人が年下の場合は、「一緒にいて落ち着く」または「特に何も気にならない」という回答割合が7割を超えることから、年下の恋人に対しては年齢差によるストレスや違和感を感じることが、恋人が年上の場合よりはるかに少ないということがいえる結果となった。
最後の設問では今回の調査で「現在恋人がいない」と回答した男女328人に、「恋人との年齢差についてどのように感じているのか?」を伺ってみました。まず、もともと「恋人は欲しいと思わない」という回答が全体で31.4%、男性30.3%、女性32.7%という結果となり、男女ともに約3割が現時点で恋人は必要ないと思っているという結果となった。
「恋人を欲しいとは思わない」という回答を除き1番多かった回答は、「年の差は気にしない」が全体で21.3%、男性20.0%、女性22.9%という結果となり、男女ほぼ同数となった。
2番目以降の回答結果は男女間で大きな違いがみられる結果となった。まず男性は「同い年の恋人」が18.3%、次いで「1~5歳年下の恋人」が13.7%、そして「1~5歳年上の恋人」が9.7%と続いた。
一方、女性は「1~5歳年上の恋人」が26.1%と圧倒的に多い回答割合となり、次は「同い年の恋人」で5.9%、「1~5歳年下の恋人」が5.2%という結果となった。
この設問への回答結果からいえることとして、恋人がいない男女の希望するお相手の年齢は、女性は男性より圧倒的に自分より「少し年上」を望んでおり、男性は「同い年」または自分より「少し年下」を望んでいるということがうかがえる調査結果となった。