お笑いコンビ・ニューヨークの屋敷裕政が13日、YouTubeチャンネル「ニューヨーク Official Channel」内で公開された動画「【第286回】ニューヨークのニューラジオ 2024.10.13」に出演。ラブレターズの『キングオブコント2024』(以下、KOC)優勝について語った。
ラブレターズが5回目の挑戦で優勝
10月12日に開催された今年のKOC決勝。ファーストステージでは、1位通過したファイヤーサンダーが476点、ロングコートダディとラブレターズはともに475点の同率2位という僅差だったが、ファイナルステージでも評価は拮抗。ラブレターズが472点、ロングコートダディ471点、ファイヤーサンダー469点で、計947点のラブレターズが2位のロングコートダディを1点差、3位のファイヤーサンダーを2点差で下し、5回目の挑戦で優勝することとなった。
そんなラブレターズについて、嶋佐和也は「2本目も面白かったし」と前置きしたうえで、「正直ウケがさ、1本目よりちょっと乗ってない感じが明らかにあったから、『これ審査員の人たち点数低く入れちゃうのかなあ』って思ってたら、ちゃんとこう(点数がついた)」とコメント。
これに屋敷が「そう、高かったのよ! 山内さんとかじろうさんとか秋山さんとか」と話を引き継ぎつつ、「でも、酷評めっちゃされてたで、審査員の人たち」「飯塚さんとかも『めっちゃいいネタやけど、単独ライブでやる1本とかやったら、めっちゃいいけど』みたいな。ラブレターズさんもツッコんでましたもんね、『2本目でこんな酷評されることないですよ』みたいな」「山内さんだけまっすぐ褒めてた」と、点数は高かった一方で、審査員たちの講評は厳しいものが多かったと振り返った。
もしも『M-1』方式だったら…
その後、嶋佐が「2本目は飯塚さんが93点で、1本目より2点低いのか」と着目すると、屋敷は「これがM-1方式やと、俺さっき勝手に数えてたんけど、飯塚さんがファイヤーサンダーに入れて、小峠さんもファイヤーサンダに入れて、秋山さんはロングコートダディさんに入れて、じろうさんもロングさんに入れてて、山内さんだけラブレターズなのよ」「M-1みたいに、あのバンバンバンのやつやったらそうなってたのよ」と、合計得点ではなく、審査員が1人1票を投じる『M-1グランプリ』の方式だと、ラブレターズは優勝していなかったと分析した。
その上で、屋敷が「だから、マジラッキーやと思う、正直。俺マジでラッキーやったと、今回のラブレターズさんの優勝は」「全部いいふうに風吹いた、ラブレターズさん。だからこそグっときたしね」「おもろかったしね、もちろん」と話すと、嶋佐も「うん、そうそう、わかるわかる」「おもろかった」と、ラブレターズの優勝をねぎらっていた。
【編集部MEMO】
『ニューヨーク Official Channel』は、お笑いコンビのニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)によるYouTubeチャンネル。これまでに野性爆弾のくっきー! 、ギャロップ、マユリカらがゲスト出演した「芸人トーク」など、さまざまな企画の動画を配信。毎週日曜22時からは、YouTubeラジオ『ニューヨークのニューラジオ』を生配信している。YouTubeを始めた時期はカジサックとほぼ同時期で、数々の芸人や芸能人が行う「相関図」企画も「最初にやったのは自分たち」とアピールしていた(※動画「【重要】相関図動画をあげている芸人・芸能人の皆さんにお願いがあります」にて)。