今夏にローマへと加入したフンメルス [写真]=Getty Images

 今夏にローマへと加入した元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスは、24日に行われるディナモ・キエフ戦で新天地デビューを飾る見込みのようだ。12日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。

 現在35歳のフンメルスはバイエルンの下部組織出身で、2007年5月にトップチームデビューを果たした。2008年1月にドルトムントへとレンタル加入すると、2009年2月には完全移籍に移行。センターバック(CB)のレギュラーとして守備陣を支え、クラブのブンデスリーガ制覇やDFBポカール優勝に大きく貢献した。2016年5月にはバイエルンへ加入したが、3年後にドルトムントへ復帰。同クラブで歴代2位となる公式戦通算508試合に出場した。

 今夏にドルトムントを退団したフンメルスは、複数クラブによる関心の中からローマを選択。自身初の国外移籍で“ジャッロロッソ”への加入を決断した。しかし、シーズン開幕後の合流だったこともあり、未だ新天地デビューが果たせないまま加入から1カ月が経過している。

 そんななか、フンメルスがローマ市内で行われたイベントに出席し、「先週は体調を崩してしまって残念だった。熱が出て先発出場できるはずのモンツァに行けなかった」とコメント。6日に行われたセリエA第7節のモンツァ戦でデビューする予定だったと述べつつ、「体調は万全だし、プレーする準備はできている」と現在のコンディションを明かした。

 また、「インテル戦で先発出場する可能性は低いが、ディナモ・キエフ戦では間違いなくプレーする」と主張。24日に開催されるUEFAカンファレンスリーグ(ECL)・リーグフェーズ第3節のホームゲームがローマでのデビュー戦になると語っている。