400Fは、「オカネコ 新NISAの利用意向調査2024年10月」の結果を10月9日に発表した。同調査は2024年10月1日~10月2日の期間、全国の「オカネコ」ユーザー574人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 認知率9割超。一方で、約4人に1人は「内容把握していない」

2024年1月から新しいNISA制度が導入されたことを知っているか聞いたところ、「知っている」は91.5%となり、「知らない(アンケートで初めて知った)」が8.5%という結果になった。

さらに、新しいNISA制度を認知している人に、新しく導入されたNISA制度について自身の状況を尋ねたところ、27.1%が「内容について把握していない」と回答し、約4人に1人は新NISA制度が導入されたことは知っていても内容までは把握できていなかった。

  • 新NISA利用率は約6割に。うち成長投資枠79.6%、つみたて投資枠86.2%

2024年1月から始まった新NISAについての利用調査を、前回調査と比較すると、「利用している」は1月調査37.8%から20.4ポイントアップして58.2%、「利用を検討している」は1月調査20.0%から14.6ポイントダウンして5.4%、「利用していない」は1月調査42.2%から5.8ポイントダウンして36.4%という結果となった。

さらに投資枠についても質問したところ、「成長投資枠を利用している」(79.6%)、「つみたて投資枠を利用している」(86.2%)という結果になり、どちらも利用している人が多い結果になった。

  • 新NISA“つみたて投資枠“での毎月の積立金額は平均6万3,785円

新NISAのつみたて投資枠を利用している人に、毎月の積立金額を聞いたところ「9万円以上~10万円未満」が50.3%と最も多く、毎月の積立金額は平均6万3,785円となった。

また、新NISAを活用して投資している対象について、地域別、タイプ別、投資信託ETFのタイプ別で質問したところ、地域別1位は同率で「日本株」「全世界株」(59.3%)、タイプ別1位は「成長株」(50.3%)、投資信託ETFのタイプ1位は「インデックスファンド(投資信託)」(86.8%)という結果になった。