ジーユーは10月2日、新たなコラボレーションコレクションを発表。今回コラボレーションするのは、遊び心とクラシカルが同居するファッションブランド「rokh(ロク)」。10月18日(金)から全国のジーユー店舗、オンラインストアで発売開始される。
■自由にコーディネートを作り出せるアイテムを展開
rokhは韓国生まれ、アメリカ育ちのデザイナーRokによって2016年にスタートしたファッションブランド。GU×rokhは9月に発売し好評だった「UNDERCOVER」に続くコラボレーションコレクションとなる。
10月2日に開催されたジーユー2024年事業方針説明会にてお披露目となった秋冬ルックは、クラシックな装いながら、どこか遊びを取り入れたシルエットが新鮮だ。
説明会に登壇した同社代表取締役社長 柚木治氏が「あらゆる人が楽しめるファッションを表現した」と述べるとおり、性別や年代を限定しない、コーディネートが楽しくなるようなレイヤードアイテムが並んだ。
コレクションの根底には、ジーユーの掲げる「ファッションは自由」という思いが流れている。ファスナーの開閉でケープのようにも着こなすことができるキルティングジャケットなど、ボタンの開け閉めや留め方、パーツの取り外しによって無数の着こなしが楽しめる仕様の服が揃う。まさに自分次第で、一つの服で多種多様なスタイルが実現できるのだ。
■ユニクロの知見も活用し、グローバル展開を本格化していく
昨シーズンから「GO GROBAL」を方針に掲げ、グローバル戦略に取り組んできたジーユー。9月19日にはブランド初となる海外の旗艦店「ジーユー ソーホー ニューヨーク店」をニューヨークにオープンした。
また、今春発売しトレンドアイテムとなった「バレルレッグパンツ」は、昨年9月にニューヨークに設置した商品本部にて掴んだ最先端トレンドから商品開発をし誕生したアイテムだという。アメリカだけでなく、日本、中国、台湾、香港で試験的に販売する中でカスタマーの声を集めて反映、体型を問わず世界中の誰もが履いて綺麗なシルエットに見えるように仕上げた。まさにローカルとグローバルそれぞれに購入者と向き合い、形にした結果の大ヒットだった。
今シーズンさらにグローバル展開を推進するにあたり、世界を見据えた商品戦略や人材のグローバル化に注力するとし、「ファーストリテイリンググループの力を総動員し、商品改革を進めていきます」と力を込める。9月にはユニクロでR&Dを担当する勝田幸宏氏がGUの商品責任者として兼任で加入したことも明かした。
「ジーユーは本当にあらゆる人が自由に楽しめるファッションを提供することがブランドの使命だと考えています。今後も、グローバルなファッショントレンドを東京初の感性でアレンジし、誰にでも似合って自由に着こなせる旬なアイテムを、安心の品質と手に取りやすい価格で提供していきます」と締めくくった。
手に取りやすい価格でボーダレスに、誰にでも着る喜びや楽しさを味わう体験をもたらしてくれるジーユー。これからの新商品リリースからも目が離せない。ワクワクしながら続報を待ちたい。