たばこと塩の博物館は9月21日から、「嗅ぎたばこ入れ 人々を魅了した小さな容器」展を、2階特別展示室で開始した。期間は12月22日まで。

  • 金台エナメル仕上げ婦人肖像画嗅ぎたばこ入れ イギリス 19世紀

嗅ぎたばことは、粉末状にしたたばこの葉を鼻から直接吸い込んで嗜むもの。同展では、嗅ぎたばこの歴史を文献や版画、参考図版などを通して紹介するとともに、世界各地のさまざまな嗅ぎたばこ入れなど約280点展示する。嗅ぎたばこ入れは、ルーブル美術館をはじめとする世界の美術館・博物館のコレクションとして収められるなど、その美術工芸品としての評価は高いという。

  • 貝製銀台座嗅ぎたばこ入れ イギリス 18~19世紀

入館は、大人・大学生100円、満65歳以上50円、小・中・高校生50円。休館日は月曜日(ただし、9月23日、10月14日、11月4日は開館)、9月24日、10月15日、11月5日。