リクルートが発行する旅行情報誌「北海道じゃらん」は9月20日、「宿泊満足度ランキング」を発表した。集計期間は2023年6月1日~2024年5月31日、「じゃらんnet」に寄せられた北海道の人気温泉宿・ホテル・ペンションなどへのユーザーのクチコミ評価を数値化し、「総合評価」「部屋」「風呂」「朝食」「夕食」「接客・サービス」「清潔感」の7項目を100点満点に換算した結果をランキング化した。
温泉宿1位は小樽市「おたる 宏楽園」
温泉宿の1位には、小樽市の「おたる 宏楽園」が選ばれた。広大な和風庭園に囲まれた、自家源泉「美肌の湯」が評判の一軒宿。約8千坪の庭園を有する温泉宿で、28室の露天風呂付き客室があり、10月下旬には見事な紅葉が楽しめるという。大浴場にはフィンランド式サウナも併設され、自然石を用いた露天風呂「岩の湯」で開放感のある湯あみが楽しめる。和と洋が融合した夕食の会席料理は、旬の食材を使用し、器使いにもこだわりぬいて提供している。
ホテル1位は白老町「ピリカレラホテル」
ホテルの第1位は白老町の「ピリカレラホテル」だった。白老牛や虎杖浜のタラコなどを取り入れた「地産地消」の食事が評判の宿。新鮮な地場産食材で構成するコース料理は、鉄板焼きフレンチフルコースまたは和食会席からお好みでチョイスでき、夕食の鉄板焼きはシェフのパフォーマンスを目の前で楽しめる。客室は全室50平方メートルのゆとりがあり、源泉かけ流しの内風呂付きで、地下1345mから湧出するモール温泉に自由に入れるのも魅力。
ペンション・民宿・コテージ・その他1位は美瑛町「くつろぎの宿 結び家」
ペンション・民宿・コテージ・その他編で第1位に選ばれたのは、美瑛町の「くつろぎの宿 結び家」だった。愛情たっぷりの家庭料理でもてなす、ゲストの旅スタイルに寄り添ってくれる全4室の宿。「自宅のようにマイペースで過ごせる」と評判で、朝食は宿主手作りの和食、夕食は旬の野菜を取り入れた温かい家庭料理を楽しめる。さらには天候や観光、駐車場などの情報提供を各ゲストに事前に行ううれしい気遣いも。客室は1人旅でも安心のシングルルームが2室、ツインルームと和室の全4室。