SNSの“育児マウント”に悩む相談者へ　藤本美貴が実体験語る「私も写真を載せたら…」

元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が10日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ／藤本美貴』を更新。「先輩ママの“育児マウント”にモヤモヤしている」という相談者へアドバイスを送った。

先輩ママからの“育児の知識”「ストレス感じる」

この日の“人生相談”では、生後8カ月の子供を持つ20代女性のお悩みを紹介。相談者には、食や育児にこだわりのある先輩ママがいるそうで、「私がSNSに子供のことを載せると、“知らない人が多いけど本当の発達の順番はこうだ”とか、“こういうものを子供に食べさせる親は意味がわからない”と発信して、否定されている気分になる」と吐露。「彼女はすごく勉強をしており、自分の得た知識を教えてあげたいという気持ちだと思う」としながら、「私には私の信じる育児があり、ストレスを感じる」と相談を寄せた。

藤本は、「それはその人の発信してるものだから。直接言ってきてるわけじゃないから、もはや関係なくない?」とバッサリ。「その人はそういうことを言う仕事なんだと思えば。モデルさんの食生活を私は理解できないと思ってても、その人は仕事だから、そういう発信をしてるわけじゃん。そのモデルさんが私に、“野菜食べないんですか? 肉ばっかりなんですか?”って言ってきたら、うるさいなって話だけど……」と具体例を挙げつつ、「この人は勝手に自分のことを発信してるだけだから、誰にも迷惑をかけてない。それを見に行ってるのは自分だと思ったら、何とも言えない立場」だと語った。

続けて、「この人生きるの大変そうだなって思えばいいんじゃない?」とアドバイスした藤本は、「発達の順番はこうだとか、これを食べなきゃいけないとか、こうしなきゃいけないとか。私はそういうタイプじゃないから、生きるの大変じゃないかな? って心配になるだけ」とあっけらかん。SNSの投稿に関しても、「その人が言ってるすべてをそうしようと思わなくても、確かに! って自分が納得できるものだけ取り入れてもいい」と話し、「発信してる側は日常だったり、自分の言いたいことを言うのがSNSだから。いいなって思うものを取り入れて、自分もやってみる情報源でしかない」と伝えた。

一方、直接コメントが送られてきた場合は、「話が別」だと言い、「私も歩行器に乗せてる写真をブログに載せたら、“歩行器に乗せるとO脚になる”とか、“そんな長時間乗せるなんて”とか。長時間乗せてないんだよ。歩行器に子供が黙って長時間乗るはずもないし」と過去のエピソードを披露。「“私は4人目だから、結構歩行器に乗って育ちましたけど、美脚ユニット・GAMを組んでて、足も真っ直ぐだからそれだけではないと思います”ってブログに上げたよ(笑)。“心配してくれてありがとうございます!”って」と笑いながら、「SNSなんてやってもやらなくてもいいんだから。自分のいいようにSNSは使うべき」だと諭した。

SNSのお悩みに、「苦しむためにやる必要はまったくない。だって、やらないで生きていけるんだもん。嫌だったらやめればいいし、本当に自分の好きなように使うべき。悩む必要はない」と力説した藤本。最後は、「みんな真っ直ぐすぎて疲れちゃってるよね。もうちょっとラフに生きてほしい」と語りかけ、「私も仕事柄、いろんなことを言われることも多いけど、何を上げようが勝手だしって感じじゃん。だから、笑っちゃう(笑)。私は面白がれるからいいんだけど」とサバサバ話していた。