元プロ野球選手で野球解説者のアレックス・ラミレス氏が8月24日、YouTubeチャンネル『名球会チャンネル 』で公開された動画「【予想外】中日ドラゴンズ&助っ人外国人! 小笠原道大×ラミちゃん控室トーク<日本プロ野球 名球会>」に登場。もし導入されたら「大変なことになる」と予想するMLBのルールについて語った。

アレックス・ラミレス氏

もし投手の牽制が2回までに制限されたら?

チャンネルスタッフが「日本もいよいよ、ピッチクロック導入と言われていますが」と切り出したことで、メジャーでここ数年で導入された新ルールについて話す流れに。

小笠原道大氏が「駆け引きも野球の醍醐味だから、そこは難しいよね。駆け引きが好きなファンの方もいるから、どっちとも言えないよね」と話すと、ラミレス氏は「アメリカで決まったルールは、1~2年後に日本でも導入されるかもしれない」といい、「MLBでは投手の牽制も2回までに制限された」と、ピッチクロック以外の導入例に言及。

この話に小笠原氏が「それは難しいよね」と苦笑すると、ラミレス氏も「そうでしょ?」とうなずきながら、「日本人は俊足選手が多いから、大変なことになる」「初球から盗塁する人はほぼいなくなると思う」と、導入された際に起こるであろう変化を予想する。また、小笠原氏が「牽制はね、2球とか決めないほうがいいと思う」と話すと、ラミレス氏は「コーチ側から見ても、サイン出しからすべてが変わると思う」とも推察していた。

【編集部MEMO】
アレックス・ラミレス氏は、東京ヤクルトスワローズや読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズなどで活躍した元プロ野球選手。DeNA時代に日本通算2000安打を達成し、外国人選手では史上初の名球会入り。引退後はDeNAの監督も務めた。