アドバンスト・メディカル・ケアは9月10日、「フェムゾーンケア(デリケートゾーンケア)に関する調査」の結果を発表した。同調査は、2024年7月22日から24日の間、全国の15歳～69歳の女性1,000人を対象にインターネットで実施したもの。

  • フェムゾーンの悩みがあるか

はじめに、フェムゾーンの悩みがあるかを聞いたところ、「ある」は46.0%、「ない」は54.0%という結果に。女性の約2人に1人がフェムゾーンに関する悩みを持っていることが明らかになった。

年代別にみると、悩みがあると回答した人の割合は30代(55.1%)が最も高く、20代と40代(いずれも54.5%)が続いた。

  • フェムゾーンケアに関心があるか

フェムゾーンケアに関心があるかを尋ねると、関心があると回答した人の割合は、30代(56.3%)が最も高くなり、10代(53.6%)、40代(50.9%)が続いた。

フェムゾーンの悩みがある人(460人)についてみると、フェムゾーンケアに関心があると回答した人の割合は77.6%とになった。

  • フェムゾーンケアについて人から教えてもらった経験があるか

フェムゾーンケアについて人から教えてもらった経験があるか聞いたところ、8割以上が「ない」と回答。教えてもらった経験のない人が大多数であることがわかった。年代別にみると、教えてもらった経験があると回答した人の割合は、10代(15.7%)が最も高くなり、30代(15.0%)、20代(12.6%)と続いた。

  • 実際にフェムゾーンケアをしているか

実際にフェムゾーンケアをしているかを質問したところ、「している」は15.1%、「していない」は84.9%という結果に。

  • フェムゾーンケアをどのくらいの年齢から実際に始めておくとよいと思うか

前項の質問で「フェムゾーンケアをしている」と答えた人に対し、フェムゾーンケアをどのくらいの年齢から実際に始めておくとよいと思うかを聞くと、「15歳～20歳未満」(29.1%)や「20歳～25歳未満」(20.5%)に回答が多く集まり、平均は22.7歳であった。

  • フェムゾーンケアを始めて感じた変化

フェムゾーンケアを始めて感じた変化を尋ねると、「フェムゾーンのニオイが改善した」(27.2%)と「フェムゾーンのかゆみが改善した」(21.9%)、「フェムゾーンのムレが改善した」(19.2%)が特に高くなった。フェムゾーンのトラブルや不快感が軽減したと実感した人が多いことがわかったという。