俳優の松岡茉優が4日、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』(YouTubeほか各オーディオストリーミングサービスで配信)に出演。“芸能人は傲慢で欲深い”というイメージに対する持論を語った。

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俳優は「何でもない仕事」と思う理由

この日の配信では、「2人が俳優であることを知らなかったが、共感できるポイントが多く、芸能人も普通の人と一緒なんだと親近感がわいた。有名になったり、チヤホヤされると傲慢で欲深くなってしまうと思うが、2人からは傲慢さや欲深さを感じない」というリスナーからのお便りを紹介。松岡は、「芸能人に対して傲慢さや欲深さを感じてること自体が、私には新鮮」と驚きつつも、「まあ、そう見えることもあるんだろうな~」と納得の声を上げた。

俳優という職業について、「一番何でもない仕事だと思う」とキッパリ語った松岡は、「チヤホヤされがちな職業の中で、芸能人ってテレビ観なかったら知らないよ、映画観なかったら知らないよって話だし」と説明。実は最近、海外で一週間ほど英会話スクールに通っていたそうで、「クラスメイトたちは、私のこと知ってるわけないじゃん。“何やってるの?”って言われて、アクトレスって言うの恥ずかしすぎて。ライターって言ったの(笑)」と明かしながら、「誰一人私のことに気づく人なんかいないわけ。みんないろんな国から来てる人だから。だから、何でもないな~って思ったの」とその理由を語った。

また、「基準があいまい。芸能界って、スキル順とかないじゃん。一番お芝居が上手い人が一番知名度が高いかっていったら、そうじゃない」と続けた松岡は、「ランキング自体がないかもしれないんだけど。みんなが何となく感じてる三角形の中で、基準があいまいだからこそ、すごくあいまいな仕事だなって改めて思う」と心境を吐露。「チヤホヤされる職業の中では、それこそ傲慢さや欲深さからは一番遠くなきゃいけない」と自身の考えを語りつつ、最後は、「傲慢さや欲深さを感じた芸能人を教えてほしい(笑)。なんで傲慢で欲深いというイメージにつながってしまったのか知りたい」とリスナーに呼びかけていた。

【編集部MEMO】
松岡茉優と伊藤沙莉が、2023年に芸能生活20周年を迎えた節目に、ポッドキャスト番組『松岡茉優&伊藤沙莉「お互いさまっす」』を同年10月からスタート。リスナーから「イライラしたこと」「モヤモヤしてること」「情けなかったこと」「恥ずかしかったこと」「気持ちよかったこと」など、あらゆる喜怒哀楽エピソードを募集し、気心の知れた二人がリスナーの気持ちに寄り添いながらプライベートに近い感覚で語り合う。隔週水曜日配信。