GMOメディアは8月26日、「ポイントがユーザーに与える影響」に関する調査の結果を発表した。調査は2024年7月30日、20代から60代の男女2,011名を対象にインターネットで行われた。

「意識してポイ活」している人は8割超

ポイ活の実施有無について聞いたところ、85.5%の人が「意識してポイ活している」と回答した。

  • あなたは意識してポイントを貯める活動(ポイ活)をしていますか?

ポイント機能がサービス継続利用に与える影響

ポイント機能があることによるサービスの継続利用への影響を聞いたところ、「積極的に利用するようになる」と回答した人は36.0%、「ある程度利用するようになる」と回答した人は46.5%となり、82.5%の人が継続した利用意欲を持つと回答した。ポイント機能があることで、サービスの利用促進に繋がるようだ。

  • ポイント機能があることであなたのサービスの継続利用にどのような影響を与えますか?

利用促進するポイント交換先1位は「ギフトカードやキャッシュバック」

どのようなポイント交換先があると利用促進されるか聞いたところ、「ギフトカードやキャッシュバック」(75.6%)が最も多く、「無料利用券や割引券」(47.1%)が続いた。「アップグレードや追加サービス」(17.7%)と「特別イベントや限定オファー」(13.0%)は10%台に留まり、付加価値となるサービスや特典よりも、現金の代わりとなるような交換先が利用促進に繋がることがわかった。

  • サービスにどのようなポイント交換先があると利用が促進されますか?(複数回答可)

90%以上の人が利便性や経済的な価値を重視

ポイントを貯められるサービスを選ぶ理由を聞いたところ、「ポイントの有効活用ができるから」(56.6%)や「貯めたポイントを他のポイントに交換できるから」(46.1%)が多くなり、ポイントの使い勝手の良さが重視されているということがわかった。また、「他のサービスと比較してお得だから」(39.6%)や「割引を受けられるから」(27.4%)といった経済的なメリットを求める声も多く見られた。「サービスを選ぶ際にポイントは関係ない」との回答は9.6%にとどまり、90%以上の人がポイントの活用方法を工夫していることがうかがえる。

  • 新規で利用するサービスを決める際にポイントを貯めることができるサービスを選ぶ理由は何ですか?(複数回答可)

4人に1人は貯まるポイントが「99円以下」でもサービスを利用したいと回答

どの程度のポイントが貯まるとサービスを利用したいと感じるか聞いたところ、「100円~999円」(29.8%)が最も多く、「1,000円~4,999円」(29.4%)、「99円以下」(25.2%)と続いた。ある程度のポイントを求める人がいる一方で、4人に1人が少額のポイントでもサービス利用の動機となることがわかった。

  • どの程度のポイントが貯まるとサービスを利用したいと感じますか?

ポイントを貯めるためサービスを利用する頻度は「毎日」が最多

ポイントを貯めるためにどの頻度でサービスを利用しているか聞いたところ、「毎日」が43.2%と最も多くなった。週に1回以上利用している人と合わせると81.7%となり、多くの人が日常的にポイントを貯めるためにサービスを利用していることがわかった。

  • ポイントを貯めるために、どの程度の頻度でサービスを利用しますか?