LENDEXは8月28日、「毎月の貯金額と現在の貯蓄額」に関する調査の結果を発表した。同調査は、2024年8月8日~9日の期間、20代〜30代の男女500人を対象にインターネットで実施したもの。

  • 毎月の平均手取り額

はじめに、毎月の平均手取り額を聞いたところ、最多は「20万円以上30万円未満」(183人)、次いで「20万年未満」(181人)、「30万円以上40万円未満」(75人)と続いた。結果から30万円未満の層が大部分を占めていることが明らかになった。

  • 手取り20万円未満の毎月の貯蓄額と現在の貯蓄残高

手取り20万円未満の層では、毎月の貯蓄額が「1万円未満」である人が45.30%と最も多く、日々の生活費に圧迫されている現状が浮き彫りに。この層の現在の貯蓄額も「1万円未満」が28.18%と最も多く、資産形成が思うように進んでいない様子がうかがえたという。

  • 手取り20万円以上30万円未満の毎月の貯蓄額と現在の貯蓄残高

手取り20万円以上30万円未満の層では、「2万円以上3万円未満」(16.94%)や「3万円以上4万円未満」(15.85%)が多く、生活費をやりくりしながらも、安定した貯蓄を行っていることがわかった。

  • 手取り30万円以上40万円未満の毎月の貯蓄額と現在の貯蓄残高

手取り30万円以上40万円未満の層では、毎月の貯蓄額が「4万円以上5万円未満」(22.67%)や「5万円以上7万円未満」(18.67%)が多かった。

  • 手取り40万円以上50万円未満の毎月の貯蓄額と現在の貯蓄残高

手取り40万円以上50万円未満の層では、毎月の貯蓄額として「10万円以上15万円未満」(26.32%)や「20万円以上」(21.05%)が多く、高い収入を背景に積極的な貯蓄が行われている結果に。

  • 手取り80万円以上の毎月の貯蓄額と現在の貯蓄残高

手取り80万円以上の層では、毎月の貯蓄額として「20万円以上」が89.47%を占め、非常に高額な貯蓄が行われていたという。同社によると「この層は、投資に対する意識も高く、リスクを取りつつもリターンを追求する投資を行っていると考えられる」としている。