俳優の成田凌が主演を務める、映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』(11月1日公開)の主題歌・予告映像・ビジュアルが27日、公開された。

映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』

映画『スマホを落としただけなのに』最終章、主題歌はimase「Dried Flower」に決定

このたび、同作の主題歌をimaseが担当することが決定。今作のために書き下ろされた楽曲のタイトルは「Dried Flower」(ドライドフラワー)となっており、imaseは同楽曲について「シリアスさもありながらどこか切なさや儚さを感じるように意識して制作しました。ぜひ、作品と一緒に主題歌も楽しんで頂けたら嬉しいです!」とコメントしている。

また、そんな主題歌「Dried Flower」を使用した最新予告映像も公開。映像は「これから穴を掘ってきます。あなたを埋めるためです」という1作目に登場するインパクト抜群の麻美(北川景子)が監禁されるシーンから始まり、スマホ映画シリーズを振り返る映像が展開される。

前作で警察に捕まったものの、自らが仕組んだ混乱に乗じて脱獄して姿を消した浦野(成田)から手紙が送られてきたこと驚きの表情を見せる加賀谷(千葉雄大)から最新作の物語が始まり、再びスマホを落としてしまう富田(田中圭)も登場しつつ、物語の舞台は日本を飛び出して韓国へ。韓国で反政府組織に匿われていた浦野の次なるターゲットは「日韓首脳会談」。エージェント・スミン(クォン・ウンビ)に監視されつつ、浦野が描いた最終計画(ファイナル ハッキング ゲーム)。主題歌「Dried Flower」の音楽に乗せて次から次へと入れ替わる緊張感あふれる映像が映し出され、見るものすべての価値観を揺るがす衝撃的なラストへといざなう。

さらに、ポスタービジュアルも合わせて解禁。過去1作目、2作目のポスタービジュアルではスマホの中にいた登場人物たちという構図だったが、今回はスマホを飛び出している浦野の姿が。今回はスマホを飛び出している浦野の姿が。「あなたを剥製(※伏字)にしようと思っています。」というコピーの、「剥製」部分には上からぐしゃぐしゃに消しているような跡が見受けられる。そして浦野の傍らには「BETRAYAL」「사랑」「GAME OVER」の文字も描かれており、スマホの中にいるスミン、加賀谷、兵藤(井浦)とスマホを飛び出した浦野の思惑が交錯するビジュアルになっている。

コメントは以下の通り。

imase

映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』の主題歌を担当させて頂きました、imaseです。このお話を頂く前から、映画『スマホを落としただけなのに』を一ファンとして観ていたので、最終章で主題歌を担当させていただくことになりとても光栄です。今回は、成田凌さん演じるブラックハッカーの連続殺人鬼・浦野が主人公となっており、加賀谷とのハラハラするバトルも見所でありながら、浦野のよりパーソナルな部分が見える作品であると感じました。主題歌も、シリアスさもありながらどこか切なさや儚さを感じるように意識して制作しました。ぜひ、作品と一緒に主題歌も楽しんで頂けたら嬉しいです!

刀根鉄太プロデューサー

本作は、魅惑的な笑顔で人の心に入り込む天才的なブラックハッカー・浦野の歪んだ想いと愛憎、そして日韓を巻き込む大事件を描きます。そんな複雑な世界観を表現して頂けるのはこの方しかいない、とプロデューサー陣が即全員一致したのがimaseさんでした。聴く人の心を惹きつけてやまない都会的なメロディーと歌詞、繊細な歌声、そして魅力的な笑顔。オファーを快諾頂き届いた主題歌を聴いた時、素晴らしさに震えました。攻撃的で、でもどこか寂しくてどうしようも無い浦野の心情、もがきを表現するかの様な……この楽曲でスマホシリーズが完結出来る事を嬉しく思います。実は曲をたっぷり聴いてもらいたくてエンドロールを少し伸ばしてます。是非劇場の大音量で「Dried Flower」を感じて下さい。

【編集部MEMO】
『スマホを落としただけなのに』は、志駕晃氏の小説。スマホを落としたことで、連続殺人鬼に命を狙われるヒロインを描いている。2018年に北川景子主演で映画化、2020年には続編が公開された。シリーズ第3弾となる『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』が2024年秋に公開。主演は成田凌が務め、千葉雄大が前作から引き続き出演するほか、グローバルガールズグループ・IZ*ONEで活躍したクォン・ウンビがヒロインを演じる。

(C)2024「スマホを落としただけなのに最終章」製作委員会