駐車場予約アプリ「アキッパ(akippa)」を運営するakippaは、8月19日の「バイクの日」にちなんでバイクユーザーを対象にアンケート調査を実施した。

  • アキッパがバイクユーザーへのアンケートを実施

■バイクは「ツーリング」(64.6%)での利用が最多に

  • バイクの利用目的は「ツーリング」(64.6%)が最多

最初にどのような目的でバイクを利用するか聞いたところ、「ツーリング」(64.6%)が最多という結果に。

次いで「通勤、通学」(47.0%)、「レジャー」「旅行や観光」(各43.3%)が主要な利用目的として挙げられている。

■バイク利用の頻度は「頻繁」と「少ない頻度」の二つの層がいる

  • バイクの利用頻度は「頻繁」と「少ない頻度」の二層に

次にどのくらいの頻度でバイクを利用するか聞いたところ「週に1〜2回未満」(27.2%)、次いで「月に数回」(25.0%)という回答が多い結果となった。

一方で、「毎日」(17.2%)・「週に4〜5回」(15.3%)という回答数も一定数あり、バイクを頻繁に利用する層と、比較的少ない頻度で利用する層が存在していることがわかる。

■「でかける予定、またはすでにでかけた」(61.9%)が6割以上

  • 今年の夏、バイクでおでかけ予定の人は6割以上

続いて、今年の夏はツーリング等、バイクでのおでかけを予定しているかを尋ねたところ、「でかける予定、またはすでにでかけた」(61.9%)が6割以上という結果となった。

この夏にでかけたいという人はもちろん、本格的な夏の暑さが来る前に、すでにツーリングに出かけた人がいることがうかがえる。

■第1位は「長野県」(13.4%)。自然景観や気候が涼しく快適な都道府県が上位に

  • 今年の夏、ツーリングにいきたい都道府県・第1位は「長野県」

今年の夏、ツーリングにいきたい都道府県では、第1位は昨年に引き続き「長野県」(13.4%)という結果に。次いで北海道が第2位となっている。

長野県は山岳地帯が多く、四季折々の美しい自然景観が楽しめるため、バイクツーリングには最適な場所であることも理由のひとつと考えられる。

また長野県や北海道は比較的涼しいため、夏のツーリング先として選ばれていると推測できる。

■半数以上が「こまめな水分補給」と「長袖長ズボンの着用」を実施

  • 暑さ対策、過半数が「こまめな水分補給」「長袖長ズボンの着用」

バイクに乗る時の暑さ対策では、最も多かったのが「こまめな水分補給」 (59.7%)、次いで「長袖長ズボンの着用」 (50.7%)という結果になった。バイクでの移動は外気に直接晒されるため、水分補給と長袖長ズボン着用は必須であることがうかがえる。

また、「涼しい時間帯にツーリングへ行く」(39.9%)や「涼しい地域にツーリングへ行く 」(34.0%)、「日陰の駐車場を利用する」(28.4%)など、ツーリング時の気温に関する対策をしている人も一定数いることがわかった。

■"バイクあるある"は「夏場の暑さ」のエピソードが多数

「バイクあるある」エピソードを聞いたところ、夏場の暑さに関連した「あるある」が多く寄せられた。

例えば「停車中のエンジンからの熱が上がってくる」「フルメッシュジャケットを着用しても走行中は涼しいが、停車中はとても暑い」など暑さはライダーにとって共通の課題であることがうかがえる。

他にも「駅近でバイク置き場がない」や「都心は駐輪場があるが郊外は少ない」など、バイクが停められる駐車場についてのあるあるも挙げられた。

■情報源は「ウェブサイト」 (57.5%)と「YouTube動画」 (41.0%)が多い傾向に

  • バイクに関連する情報源、約6割が「ウェブサイト」

次に、バイクに関連する情報源では、約6割が「バイクやおでかけに関するウェブサイト」 (57.5%)を利用していた。次いで「バイクに関するYouTube動画」(41.0%)という結果だった。

インターネットを利用した情報収集が主流である一方で、「ツーリング仲間や家族からの口コミ」 (22.4%)も一定数挙げられており、信頼できる身近な人からの口コミやアドバイスは具体的で実用的な情報源として重宝されていることがうかがえる。

他にも「SNS(X)」(21.6%)、「SNS(Instagram)」(17.5%)が挙げられていることから、リアルタイムでの情報共有が重要視されていることが推測される。

■8割以上が「バイクの駐車場がない」 (84.0%)、「混雑」 (82.1%)と回答

  • バイク移動での困りごと、8割以上が「目的地にバイク駐車場がない」

最後にバイク移動での困りごとを聞いたところ、8割以上が「目的地にバイク駐車場がない」 (84.0%)、「バイク駐車場が混雑していて停められないことがある」 (82.1%)と回答する結果となった。

「バイクあるある」でも挙げられているように、多くのライダーにとってバイク駐車場不足は大きな課題となっていることがわかる。

アキッパではこれらの困りごと解決のため、全国各地に事前予約・事前決済ができるバイク駐車場も増やしており「バイクが利用できる駐車場」のみに絞って駐車場検索をすることも可能だ。

【調査概要】

調査主体: akippa
調査方法: アンケート調査
エリア: 全国
有効回答数: 268
対象: 過去に「オートバイ」を車種選択して駐車場を予約したユーザー
調査対象期間: 2024年7月19日〜7月25日