JR西日本は22日、秋の期間(2024年10~11月)に運転する臨時列車について発表した。有料座席サービスの新快速「Aシート」に関して、現行の1日6往復に加え、10・11月の3連休等に野洲~姫路間で1往復を臨時設定することも明らかにしている。

  • 現行の1日6往復に加え、秋の3連休等に1往復で新快速「Aシート」を臨時設定する

新快速「Aシート」は現在、野洲・草津~姫路・網干間で1日あたり6往復設定(運転時刻は平日と土休日で異なる)。12両編成で運転される新快速の1両(9号車)にリクライニング機能を搭載したテーブル付き座席を設置し、ゆったり過ごせる落ち着きのある空間とした。全席にコンセントを設け、無料Wi-Fiサービスも提供している。全席指定席のため、利用区間の乗車券に加えて指定席券(全区間一律840円、チケットレス指定席券は600円)が必要となる。

秋の期間中、現行の1日6往復に加え、野洲~姫路間の1往復で新快速「Aシート」を臨時設定。上りは姫路駅10時42分発・野洲駅12時43分着の定期列車に「Aシート」車両を連結し、「新快速90号」として運転する。下りは野洲駅13時45分発・姫路駅15時47分着の定期列車に「Aシート」車両を連結し、「新快速91号」として運転する。

  • 新快速「Aシート」(225系4次車)の車内(2023年1月の報道公開にて撮影)

運転日は10月12~14日と11月2~4日、11月23~24日とされ、3連休等に臨時設定することで、「行楽シーズンの観光やおでかけに、ぜひご利用ください」とJR西日本。利用に合わせ、今後も行楽シーズンに運転予定としている。